吸音材付きパネルとメッシュパネルを交換可能なPCケース「SILENT BASE 802 Black」
ゲーミングPCは結構”静かさ”が大事! Ryzen 9 9950X3DとRTX 5080でもしっかり冷やすbe quiet!の静音ケース採用BTOPC
2025年04月24日 11時00分更新
Ryzen 9 9950X3DとRTX 5080でゲーミングパソコンとしては最強格
CPUには、AMDの「Ryzen 9 9950X3D」を採用。Ryzen 9 9950X3Dは、16コア/32スレッドタイプのCPUで、最大ブーストクロックは最大5.7GHzを誇る。さらに、第2世代3D V-Cache技術を採用しており、128MBものLEキャッシュを搭載することで、高いゲーミング性能が期待できる。
そのRyzen 9 9950X3Dの冷却に、ZEFT R61SBAではCoolerMasterの簡易水冷クーラー「MasterLiquid 240 Core II Black」を採用。製品名どおり、240mmサイズのラジエーターが組み合わされたモデルで、ZEFT R61SBAではトップパネルにラジエーターが装着されている。
Ryzen 9 9950X3Dに組み合わされるGPUは「GeForce RTX 5080」(以下、RTX 5080)で、試用機ではビデオカードにGIGABYTEの「GeForce RTX 5080 WINDFORCE OC SFF 16G」が装着されていた。
このカードは、ブーストクロックが2670MHzに引き上げられたクロックアップモデルで、「WINDFORCEクーリングシステム」と呼ばれるオリジナルGPUクーラーを搭載。このGPUクーラーには、独特な形状をしたブレードのホークファンが3基備わり、GIGABYTEの説明ではこの形状により空気抵抗や風切り音などのノイズが抑えられているという。
マザーボードは「X870E Nova WiFi」
電源もASRock製
マザーボードには、ASRock製でAMD X870Eチップセットを搭載した「X870E Nova WiFi」を採用。電源部は20+2+1フェーズ構成を採用し、110Aもの電流に対応したSPS(Smart Power Stage)を装備。
また、5基ものM.2スロットを備えるほか、M.2スロットには大型のヒートシンクが用意されており、熱によってSSDの性能が低下するサーマルスロットリングを心配する必要はない。さらに、5GbE対応の有線LANやWi-Fi 7対応の無線LAN、それにBluetooth 5.4も用意され、使い勝手は上々。
背面にはType-CのUSB 4を2基備えるほか、レイテンシを抑えたUSBである「Lightning Gaming Port」や、電力供給が安定しているUSBの「Ultra USB Power」も装備されている。
サウンドアプリケーションとして「Nahimic」が用意され、ヘッドセット接続時にはバーチャルサラウンドが利用可能。また、LED制御ツールである「POLYCHRME SYNC」を使用すれば、マザーボードに加えて、CPUクーラーのLEDも一括制御が可能になっている。
システムメモリーは、Micro製のDDR5-5600モジュールを64GB搭載するほか、ストレージにはWestern Digital製のM.2 SSDの「SN850Xシリーズ」の2TBモデルを搭載。どちらも、ゲーミング用途において容量と速度ともに申し分のない内容だ。
電源は、マザーボードと同じASRock製の「Steel Legend ATX3.1 1000W」を採用。80PLUS Gold認証を受けた定格出力1000Wのモデルで、ATX 3.1に対応した高耐久の16ピンケーブルを備えるほか、USBの+5Vを安定化する「5V BOOST」という機能も備えている。
価格は62万6780円と高額だが
超快適なゲーム環境を考えればお買い得
ZEFT R61SBAの価格は、62万6780円と比較的高め。とはいえ、Ryzen 9 9950X3DとRTX 5080の組み合わせで、静音性の高いbe quiet!製のケースを採用している点を考慮すると、十分お買い得感は高いのではないだろうか。静音性が高く、快適にゲームがプレーできるマシンを探している人にとって、このZEFT R61SBAはかなり魅力的な1台であることは間違いない。












