メジャーアップデート 今回のテーマは「スムーズ・シンプルに」
LINE WORKSのトークルームにカテゴリー表示導入 クラウドストレージではOCR検索も
2025年04月11日 11時00分更新
ビジネスチャットである「LINE WORKS」は、2025年4月10日、メジャーアップデートとなる「バージョン4.2」を提供開始した。
今回のメジャーアップデートは「迷わず、スムーズに、シンプルにはたらく。」をテーマに、情報の見つけやすさ・共有のしやすさ・操作の快適さを強化。「トークルーム」のカテゴリー表示や「Drive Plus」のOCR検索など、必要な情報に迷わずアクセスできるアップデートを図った。
■アップデート1:トークルームのカテゴリー表示
トークルームがカテゴリー別(「すべて」・「1:1」・「複数人」・「Bot」)に表示されるようになり、目的のトークルームに素早くアクセスできるようになった。スマホでトランシーバーアプリ「LINE WORKSラジャー」を利用中の場合は、「Bot」の横に「ラジャー」のタブも表示される。
■アップデート2:掲示板の機能追加・デザイン修正
投稿時に、掲示板マスターが事前に設定した「ラベル」を付与できる機能を追加。ラベルでフィルタリング可能で、目的の投稿にすぐに辿り着くことができる。
また、掲示板の利用活性化につながるよう、「最近の投稿」画面で、掲示板内の画像や冒頭の文章などが露出される「フィード型表示」に切り替えられるようになった(管理者画面で有効/無効を設定)。
■アップデート3:Driveのセキュリティ強化、OCR検索も
クラウドストレージ「Drive」を便利にする有償オプション「Drive Plus」に、メールに添付されたファイルを自動的にワンタイムパスワード方式で共有できる機能を追加。PPAP対策のための機能であり、管理者画面から有効化できる。
Drive Plusでは、OCR技術で画像やファイル内のテキストを検索する機能も追加された(PDF、各種画像ファイルに対応)。
Driveアプリでは、文書をカメラでスキャンし、PDFやJPG形式でDrive内に保存できるようになった。紙書類なども手軽にデジタル化でき、画像内文字検索機能でスキャンしたファイル内のテキストも検索できる。
その他にも共通の機能強化として、トークや掲示板、カレンダーの更新といった複数の通知がある場合も、重要な通知を見逃さないようUIを改善。サービス通知に新着トークや予定の招待がある場合に、アイコンに「N」のマークが表示されるようになっている。














