STEP3:効率的な記事執筆
記事構成ができたら、さっそく各セクションの執筆に移ろう。まずは先程作ってもらった構成案に従い、記事タイトルを「中小企業向けAI開発ツール導入ガイド:コスト削減と業務効率化を実現」と決定、ファイルネームもそれにあわせて変更しよう。さらに、それ以降も提案された見出しレベルに合わせて書き進めていこう。
文章を書いていると自動補完(Tab機能)が働き、AIが先を予測しグレーで候補を表示してくれる。問題なければ「Tab」キーを押して確定しよう。もちろん候補を無視して自分の言葉で書き続けても構わない。個人的には生成されたグレーの文字を読みながら追いかけるように上書きしていくやりかたが使いやすかった。
さらに、各セクションを書き進める際は、このように方向性(ここでは「中小企業がAI開発ツールを導入するかどうか検討する際には、以下の点を考慮する必要があります。 」の部分)だけを簡単に記述し、そのブロックを選択してCtrl+K(Macではcmd+K)を押してみよう。
AIによる「インラインチャット」ウィンドウが表示されるので、指定した部分に記述してほしいことを書いて「Generate」をクリック。
プロンプト:考慮する点について詳しく説明して
以下のように考慮する点が4つ、箇条書きで生成された。このままで大丈夫な場合は「Accept」、違うなと感じたら「Reject」をクリックしよう。
箇条書きのナンバリングが数字だと紛らわしいのでアルファベットに変更したい。こんなときも変更箇所を選択したうえでCtrl+K(Macではcmd+K)をクリックしてインラインチャットからAIにお願いしよう。
プロンプト:ナンバリングを数字じゃなくてアルファベットにして。数字は消して
「1」を「A」に書き換えてくれたので「Accept」をクリックして適用しよう。
次に、小項目「予算制約のある企業向けAIツール選定ポイント」の執筆に移ろう。今回は小見出しを書いたらその場でCtrl+K(Macではcmd+K)をクリック。そのままインラインチャットに下記のスクリプトを入力して「Generate」をクリックしよう。
プロンプト:予算制約のある企業がAIツールを選定するにあたって気をつけるポイントを箇条書きではなく文章で書いて
このように長文のテキストを一発で生成してくれた。しっかり読んで問題なければこのまま確定。もちろん自分好みの表現に修正するのも自由自在だ。

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