デジタル庁は3月18日、行政手続きのオンライン窓口「マイナポータル」において、AIを活用した検索機能の実証実験を3月19日から期間限定で開始すると公表した。
マイナポータルではこれまで、利用者が適切な検索キーワードを思いつかず曖昧な言葉で検索した場合、必要な行政サービスや手続きにたどり着けないケースがあった。今回の実証実験では、利用者が入力した言葉で検索結果が表示されない場合に、AIによって判定された関連キーワードによる再検索をする仕組みを導入する。これにより、必要な手続きや行政サービスが見つけやすくなることを想定している。
マイナポータルで検索機能のAI実証を実施📢
— デジタル庁 (@digital_jpn) March 18, 2025
3月19日(水)から期間限定で、検索機能のAI実証を実施します。 利用者が入力した言葉で検索結果が表示されない場合に、AIによって判定された関連キーワードによる再検索を行います。
詳細↓ https://t.co/Kmk0dWDtRvpic.twitter.com/yIM275q9Hm
実証期間は2025年3月19日から同年3月26日(水)まで。利用方法はマイナポータルにログイン後、「さがす」画面でテキスト検索をし、検索結果が見つからない場合にAI機能の利用提案が表示される。AI機能の提案に同意すると、自動的に関連キーワードによる再検索が実施される仕組み。
デジタル庁は今回の実証実験の結果をもとに、AI技術のさらなる活用方法を検討し、より使いやすいサービス提供を目指していくとしている。また、利用者からの意見や要望についてはマイナポータル各画面下部の専用フォームで受け付ける。







