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R6Sがガッツリ生まれ変わる「SIEGE X」とは何か、ざっくり全部紹介! 6対6の新モード「DUAL FRONT」を先行プレイ

2025年03月14日 04時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

6対6の新モードのDUAL FRONTを先行プレイ
攻守どちらのオペレーターもピック可能であらたなシナジーが生まれる

新モードのDUAL FRONT

 最後に、実装に先駆けてDUAL FRONTをプレイしてきたので、どんなモードなのかやプレイフィールを紹介しよう。なお、こちらは開発段階となるため、実装時には変更になる可能性があることを断っておきたい。

DUAL FRONTは6対6のモードだ

 DUAL FRONTは、通常の5対5とは異なり、6対6の対戦となる。特徴はいくつかあるが、まずはオペレーターだが、攻守どちらのオペレーターがピック可能。これにより、ミラのブラックミラーの少し上を、マーヴェリックのブリーチングトーチで開けるなど、新たなオペレーター同士のシナジーを生むこと可能だ。なお、倒されてもリスポーン可能だが、リスポーンまでの時間は結構長めだった。

攻撃側のブリッツと防衛側のスモークが共闘!

 続いてマップ。こちらはDUAL FRONTオリジナルのマップとなっており、通常のマップと比べるとかなり広い。加えて、味方エリアと敵エリアに分かれており、プレイヤーは攻撃に行くオペレーターと、守るオペレーターに分かれたり、敵のスキをついて全員で攻撃しに行ったりと、戦略の幅も広い。ルールは、先に敵の拠点を2つ制圧したうえで、本拠地も獲ることができれば勝利となる。拠点の制圧は、通常マッチと同じく攻撃側はデフューザーを設置し、一定時間経てば占拠完了となる。防衛側は、解除することで防ぐことができる。

左上のマップに注目してもらいたいが、青い部分が味方陣地、赤い部分が敵陣地となる

敵陣地の拠点を占拠しよう

設置されたデフューザーはがんばって解除しよう

 なお、デフューザーを設置したあとの猶予は通常マッチより長いが、フェーズもあるため恐らく何度も設置するとより占拠しやすくなる。

 また、DUAL FRONTのオリジナルルールとして、ライフコンバットゾーンと呼ばれる場所があり、一定時間経つと追加ミッションが発生する。この追加ミッションを達成すると、戦いを有利に進められるアセットが手に入る。プレイした際はトッケビを救出するという追加ミッションが発生し、ヘリにトッケビを乗せたほうがミッション達成となる。

一定時間が経つと、追加ミッションが発動する

ライフコンバットゾーンで追加ミッションに挑戦しよう

トッケビを救出したらミッションクリアとなった

 そのほか、特定のゾーンではオペレーターの変更が可能なので、相手のオペレーターを見たうえで、カウンターピックをするというのも、戦略の1つとなるだろう。なお、DUAL FRONTで選択できるオペレーターは限定されており、ピック可能なオペレーターは毎月更新されるという。

特定のゾーンではオペレーターの変更が可能

 実際にプレイしてみたが、R6S史上最大のマップというだけあって、初見では結構道に迷った。それくらい広いマップなので、どこから攻めるのか、どこを守るのかを決めておくことが重要だなと感じる。加えて、攻守のオペレーターどちらも選べるのため、新たなメタを生んで戦略に活かすというのも、かなり楽しそうだ。

 また、攻守に割く人数も敵の状況を見ながら変更したり、ときにはオールインするといったムーブも重要かもしれない。例えば、相手が多めに攻撃に割いてきたらこちらも防衛に戻る必要があるし、逆に守りが固ければ攻撃にリソースを割かないと、なかなか拠点を占拠する、拠点を守り切ることが難しくなる。そのあたりの戦略も大切になるだろう。

 また、マップが広い分情報共有も欠かせない。ここから攻めよう、ここを人数かけて守らないと厳しいといったような情報共有がないと、孤立してやられてしまうといったことが多発しそうだ。

 おそらく、最初は新しいルールとマップの広さに戸惑うだろうが、マップを覚えて戦略やオペレーター同士のメタが開発されれば、もしかしたら通常のマッチ以上の攻防が繰り広げられるかもしれない。

 さまざまな要素によって、新たに生まれ変わるSIEGE X。ずっとR6Sをプレイしている人も、今はプレイしていない人も、新たにプレイしたいと考えている人も、この機会に新しくなったシージを楽しんでみてはいかがだろうか。

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