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尾道の老舗企業「カタオカ」の超わかりやすい導入事例に感銘

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

2025年03月13日 11時00分更新

文● ジサトライッペイ/ASCII 編集●ASCII

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Intel vProでトラブル対応時間を大幅短縮

 まずトラブルの連絡を受けて工場に到着すると、体調(下痢や嘔吐がないか)、手のケガ、身だしなみ(白衣・帽子)、持ち込み機材をチェックします。その後、粘着ローラーでホコリを取り、手洗い2回、エアシャワーで仕上げ、と入室作業前の準備で20分以上はかかるそうです。

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

FSSC22000取得企業だけあり、工場に入る前の準備は念入りです。工場常設PCで現場作業となると、復旧までの時間はこんな感じでのびちゃうんですね

 復旧作業は30分以上かかるケースが多く、最悪製造ラインを止めることも。当然ラインが止まれば、その日の生産量が落ちるわけで。単純に仕事効率が悪くなるばかりではなく、売り上げも落ちる可能性もあります。

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

復旧作業について。「そしてわざわざ来る必要があったのかなと思う案件もしばしば。」の1文に悲哀を感じます

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

ワンオペなので、大﨑さんがトラブル対応で席を外していると、その間に起きた別トラブルは当然スタックします。結果、ほかの方の業務も停滞するという状態に……

 また、セキュリティー対策の面では、Windowsアップデートの適切な管理が必要ですが、これも大﨑さんがおひとりで1台ずつ手動で行っていたそうです。想像しただけでげんなりする作業です。

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

起業を悩ますWindowsアップデートのタイミング問題

 そんな数々の問題を、大﨑さんはIntel vProプラットフォームの「強力なリモート管理機能」で解決したというのです。

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

Intel vProプラットフォームのリモート機能で、工場などに出向かず遠隔で解決できるようになったそうです。導入前の状況を考えれば、これはもはや革命でしょう。大﨑さん、工場ライン、大﨑さんさんが席を外している間に待機時間が生まれる人の3方面が得する機能と言えます

 遠隔で工場や冷凍庫のPCを管理できるので、なにかトラブルがあっても事務所にいながらリモートで復旧支援ができるわけです。しかも、電源が入っていなくてもPCを起動し、修復作業ができるというのだからめちゃくちゃ便利です。

「なんか動かないです」からの解放、情シスも現場もニッコリのIntel vPro対応AI PC内覧会レポ

Windowsアップデートもリモートで管理できるので、大幅に作業時間を短縮できます

 もちろん、Windowsアップデートもリモートで実行できます。昨年のクラウドストライク事件でも、Intel vProプラットフォーム対応PCは短時間で解決できたという話もあるぐらいですからね。リモート管理の利便性は疑う余地なしですな。

クラウドストライク事件は、2024年7月19日(木)に起きた米国企業「CrowdStrike」のセキュリティーソフトウェアの不具合に端を発する、全世界的なシステム障害のこと。クラッシュしたPCにはブルースクリーンが表示されたことから、のちに「Blue Friday」と呼ばれているそうです

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