旅人から評価がうなぎ登り中のJBL「Tour Pro 3」
機内エンタメを完全ワイヤレス化! 話題のイヤホンを飛行機で試してみた【JBL実機レビュー】✈️
2025年03月05日 07時30分更新
●有線イヤホンの悩みが一気に解決!
飛行機に用意されている有線イヤホンはお世辞にも高品質とは言えませんが、Tour Pro 3を使えばハイクオリティーな音質で楽しめるわけです。また有線イヤホンだと、隣の人が席を立って通路に出る際に、イヤホンジャックからコードを抜いたり、イヤホンを外して通りやすくする必要がありめんどうです。それがTour Pro 3なら、サッと起ち上がって隣の人を通してあげるだけなのでラクチンです。
●私物のBluetoothトランスミッターと比較してみた
実は、これまで筆者は1Miiの「Bluetoothトランスミッター」(Amazon価格 4186円)を購入して、普段使っているワイヤレスイヤホンと組み合わせて使っていました。ですが、その都度ペアリング先を切り替えるのがめんどうだったんですよね。
Tour Pro 3の場合、充電ケースと付属のケーブルで接続している音楽出力機器とのペアリングが優先される仕様になっているようです。例えばイヤホンがスマートフォンとペアリングしている状態で飛行機に搭乗し、席に座ってシートのイヤホンジャックに接続すると、充電ケースとのペアリングに自動で切り替わってくれるので、スムーズに機内のエンタメコンテンツが楽しめるようになります。これは便利です。
●長時間フライトでバッテリーは大丈夫?
トランスミッターとして駆動させると充電ケースのバッテリーも消費するので、長時間フライトでの使用に不安がありますよね。そこで欧州から日本への約13時間のフライトで使用し、フライト中に機内コンテンツの映画を2本、30分ドラマを4本視聴し、さらにPCに付属のイヤホンジャックケーブルで接続して2時間ほど作業してみました。
イヤホン側はスペック上で約8時間の連続使用となっているので、さすがに途中でバッテリー残量が少なくなり、一度充電ケースにセットして充電しています。ところが充電ケース側は着陸して降機する段階でもバッテリー残量が残った状態でした。
日本から欧州やアメリカへは10時間以上のフライトになりますが、満充電にした状態で搭乗すれば、充電ケースのバッテリー問題は心配なさそう。東南アジアは8時間くらいまでなので、イヤホンの途中充電も不要そうです。
ちなみに、ホテルに大きなテレビがある場合は、テレビのイヤホンジャックに接続して、離れたベッドから映画やドラマなどを大音量で楽しめそう。今回の旅では使う機会がありませんでしたが、ハイクラスなホテルに泊まる際には試してみたいところです。

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