「LiveMixer」初のMicro ATXマザーが登場、クリエイター向けの新顔2製品をチェック
提供: ASRock
ストレステストも不安なく完了
「B860M LiveMixer WiFi」をベースに組んだマシンでストレステストなどを行なって、その動作を確認していこう。ここではCPUがフルロードされるとともに、CPUの処理能力を測れるレンダリング系の定番ベンチマーク「Cinebench 2024」と、ストレステスト「OCCT」を実行してみた。
マルチスレッディング(SMT)が廃止されたCore Ultra 200Sシリーズだが、第14世代Coreシリーズを上回る優秀なスコアを発揮する。テスト環境に使用したCore Ultra 7 265Kも、20コア/20スレッド動作となるが、シングルスレッド、マルチスレッドともに、第14世代のCore i7-14700Kを上回るスコアを出している。
続いて「Cinebench 2024:30min」と、CPUとビデオカードに1時間負荷をかける「OCCT:Power」を実行したが、テストはエラーなく完了した。テスト実行中の各種温度などを「HWiNFO64 Pro」でモニタリングしたが、電源回路の温度(HWiNFO64 Pro読み:MOS)は、最高でも69度と不安のない温度になっている。
Core Ultraで組む動画配信PCはLiveMixerでキマリ
“non-k”モデルの発売もはじまり、組みやすくなったCore Ultra 200Sシリーズに対応するとともに、20個を超えるUSBポートを備えた動画配信向けマザーボードの「B860 LiveMixer」シリーズは、2025年春に組む人注目のマザーボードだ。
CPUの性能を安定して引き出す電源回路設計に、CPUがフルロードされる高負荷作業を不安なくこなせる安定性、最速の読み書き速度を発揮するPCIe5.0×4 NVMe M.2 SSDをしっかりと冷やすヒートシンクと、豊富なUSBポートのほかにも、推せるポイント豊富となっている。
最近はデザインが秀逸なコンパクトMicro ATXケースの選択肢が増えている。とくに、 八角柱ボディで人気のThermaltake製PCケース「The Tower 300」やすっきりとしたコンパクト設計のLIAN LI「A3-mATX」 などの組み合わせに最適な1枚と言えるだろう。








