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ソリューションの共同開発やAWSエンジニア育成に取り組む

IIJとサーバーワークス、AWS関連ビジネスの強化で業務提携

2025年01月07日 15時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)とサーバーワークスは2025年1月7日、AWS(Amazon Web Services)関連のビジネス強化に向けた業務提携を発表した。AWSマネージドサービスのさらなる競争力強化と市場シェア拡大を目的としている。

 IIJは高度なインターネット技術を中核に、ネットワーク、クラウド、セキュリティといったITサービスやシステムインテグレーション、運用アウトソーシングなどを提供してきた。サーバーワークスは、AWSに特化したクラウドインテグレーションやマネージドサービスを提供し、豊富な導入実績を有している。

 今回の業務提携に基づき、両社では以下に挙げる3つのサービス強化に取り組む。

●IIJのAWS関連ソリューションの開発力、技術力の強化:
 サーバーワークスから設計ガイドラインや運用ポリシー、運用改善、CCoE立ち上げ支援といったノウハウの提供を受けて、IIJがAWS関連ソリューションの開発力強化、およびコンサルティング、システムインテグレーション、サポートや運用に関する技術力向上を図る。

●IIJのAWSエンジニア育成を推進:
IIJが持つシステムインテグレーションのノウハウと、サーバーワークスが提供する専門的なAWSトレーニングを組み合わせ、AWSの利点を最大化する専門技術を備えたエンジニアの育成を推進する。

●AWSクラウドのセキュリティ強化ソリューションを共同開発:
 多数のセキュリティサービスを開発、運用してきたIIJと、AWSに精通するサーバーワークスの両社の知見に基づき、クラウドシステムのセキュリティ強化に向けた新たなソリューションを共同開発する。

 両社では、今回の業務提携のもとで技術力や知見を活かし、より価値の高いAWSのマネージドサービスを提供していくとしている。

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