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180Hz駆動でGTG0.5msのRAPID VAパネルを搭載、MSI「MAG 325CQRF QD E2」

ゲームの世界にいるみたい!没入プレイしたいなら大画面の湾曲ゲーミングディスプレーがおすすめ

文●飯島範久 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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湾曲率1000Rで31.5インチだと没入感が高まる

広色域なので発色もよく、最大表示色数は約10億7300万色

 実際に設置してみたが、本体サイズは約705(W)×281(D)× 468(H)mmで、800mm幅のデスクが最低限必要だ。スイベルが左右30°、チルトが-5°~15°、高さが最大100mmの調整機構が備わっており、自分にあったポジションに設置できるはず。VESA100のマウントに対応しているので、より柔軟性をもたせたいならディスプレーアームを活用するといいだろう。

スイベルは左右30°

チルトが-5°~15°

高さは最大100mm調整できる

 残像感をチェックするため「blurbusters」サイトの「Ghosting Test」を実行してみたが、ヌルヌル動くと表現するのがピッタリ。これなら、ゲームプレイで高速移動しても追従し、見やすいはずだ。FPSゲームをプレイしても、視線を左右に振っても滑らかで見やすく、これなら敵の把握も容易いだろう。

写真だと若干のブレがあるが、目ではヌルヌル動く感覚だ

 また、PS5のゲームでは1440p/120Hzに対応。対応したゲームなら、より滑らかな映像で楽しめる。HDRにも対応しているので、逆光での表現では臨場感たっぷり。「グランツーリスモ7」をプレイしたが、画面に顔を近めにして包みこまれるようにプレイすると、没入感が高まった。

スクリーンテストで1440p/120Hzレディーを確認

 広色域ということで、クリエイティブな作業にも利用してみたが、31.5インチだとWQHDという解像度が絶妙で、Adobe系アプリの文字が小さいUI系でも作業しやすかった。発色もいいので、色味調整にも十分使えるはずだ。また、PIP/PBPにも対応しているので、ゲーム画面を表示しながら別の作業なんてのも、画面を重ねずにできる。

PIP表示。画面サイズと位置は変えられる

Adobe「Lightroom Classic CC」の画面。WQHDなので作業領域も広く文字も見やすい

性能アップして価格は据え置き

 MAG 325CQRF QD E2の前モデルと同様、実売価格は5万円台。湾曲ディスプレーはこのくらいのサイズ以上だと没入感を得やすく、湾曲のメリットを満喫できる。VAパネルだが発色もいいので、クリエイティブな作業とゲームを両立したいという人にはおすすめしたい。

 高速駆動・高速応答はeスポーツで使えるレベルなので、より高みを目指す人にもちろん使って欲しい。この性能なら湾曲で焦点距離がほぼ変わらず、目をいたわるのと同時に通常作業でのスクロールがとても見やすいので、作業効率のアップにもつながるはず。冬のボーナスでディスプレーの買い替えを検討しているなら、第一候補に挙げてほしい製品である。

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