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T教授の「戦略的衝動買い」 第802回

チプカシなのになぜかデカい! チプカシ型目覚まし時計を衝動買い

2024年11月09日 12時00分更新

文● T教授 撮影● T教授 編集● ASCII

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wave ceptorブランドの電波時計なので
電波を受信できる環境なら自動で時間を合わせてくれる

 チプカシ目覚まし時計は前述したように電波時計ではあるが、電波塔から発せられる電波は、地理的に圏内の自宅の中でも時計の置き場所や向きによって入ったり入らなかったりする。自室は西に面した大きな窓があって、100mほど離れた山手線以外には大きな障害物はないが、残念ながら今回も電波を捕まえられなかった。

チプカシ目覚まし時計

自室では電波時計用の電波は受信できないが、ネット経由で時間を合わせて、電波を吹いてくれる「NTP対応時計」と組み合わせることで問題なく利用できた

 しかし以前から電波の受信しにくい我が家では、ネットから現在時刻を取得し電波時計の受信できる電波を吹く「NTP対応時計」(「家中の電波時計の時刻が合う! NTP対応時計を衝動買い」)を導入しているため、時刻合わせは問題なく終了した。最初の設置時に一度だけ「電波受信」ボタンを押して強制受信させたが、それ以降は毎日昼の12時01分になると自動的に電波受信と修正をしているようだ。

チプカシ目覚まし時計

電波の受信状況は丸く囲んだところで確認できる

 チプカシ目覚まし時計も他の多くの目覚まし置時計と同じように設置角度の変更はできない。アナログな分度器を持ち出して表示面の角度を測ってみたところ仰角75度前後だった。我が家にコレクションしている置時計の画面角度はおおよそ70~90度なので標準的だろう。表示液晶の視野角は左右上下ともかなり広く視認性はまず問題ない。

チプカシ目覚まし時計
チプカシ目覚まし時計

仰角は約75度

チプカシ目覚まし時計

通常の目覚まし時計と比べると存在感はバッチリ

暗い場所で時間を見るときは背面のボタンを押す必要あり
本物のように側面にボタンがあれば便利なのだが

 夜間に真っ暗なベッドのヘッドボード棚に置いたチプカシ目覚まし時計の時刻を見るには背面のスヌーズボタン兼用のライトボタンを押す必要がある。普通の目覚まし時計やチプカシのように上面や側面にボタンが無いので慣れるまではちょっと面倒だ。

 幸いボタンのサイズが12x12mmと大型なので、指先で探りながら押すことも比較的容易だ。イメージ的にはほぼ液晶画面上の月表示(右端から3分の1辺り)の真裏あたりにあるので多少それを意識してやってみれば慣れるのは時間の問題だろう。スヌーズ兼用なので押す回数は最も多いボタンのはず。発光色は写真では黄色く映っているが実際はもう少し暖かい感じのオレンジ色だ。

チプカシ目覚まし時計

背面のボタンを押すと盤面をオレンジ色で光らせられる

 希望を言えば、チプカシと同じように「LIGHT」ボタンはチプカシ目覚まし時計本体の左側面上のあたりに欲しいところだが、ボタン類の分散によるコスト上の問題も多そう。我が家では一旦は筆者のベッドのヘッドボードに置いたが時間を見るのにそっくり返らなければならず現在は次の置き場所を探し中だ。

 小さなチプカシならどこにでも置けるのだが、すでに家中に数多くの置き時計が占拠してる我が家では、今回のチプカシそっくりの“チプカシ目覚まし時計”は意外にも置き場所探しに楽しい時間を食っている。なお、チプカシ目覚まし時計は多くの販売店で「売り切れ」「販売休止」状態だ。もし見つかれば超ラッキーアイテムだろう。

チプカシ目覚まし時計

さて、家のどこに置こうか悩み中だ

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:カシオ計算機「置時計 DQD-851J-8JF」
・購入:ヨドバシ.com
・価格:4378円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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