ネットでチプカシ風目覚まし時計の発売を知り
速攻で衝動予約をした
ネットを徘徊していて「カシオ計算機がチプカシ(チープカシオ)に似たデッかい目覚まし時計(DQD-851J)を数量限定で発売する」というのを知り、速攻でいつもカシオの腕時計を購入しているヨドバシ.comで衝動予約した。
本来なら10月20日頃の到着予定だったが、同社がランサムウェア被害に遭ってサービスの一部が停止したため、約10日ほど遅れて10月末に届いた。
素っ気無い超シンプルな茶箱に入って届いた製品番号「DQD-851J」(以下、チプカシ目覚まし時計)の同梱品は、本体と取説、保証書、単3乾電池が2個と極めてシンプルだ。チプカシ目覚まし時計は、写真だけを見て、実際に現物を手に持ってそのサイズ感を体験しなければ、普通のチプカシサイズだと勘違いしてしまいそうだ。
ただ、同梱されている取説が、以前のチプカシのように筒状のビニール袋に入って提供されていれば完璧だったと思う。もっとも、今回のチプカシ目覚まし時計にできることは、画面保護シールにそのほとんどが書かれている。製品の特徴は「wave ceptor(ウェーブセプター)」のブランドでを冠している電波時計であることと、温度や湿度の表示機能を備えていることくらいだ。
「ILLUMINATOR」の文字やデザインは人気のチプカシそのもの
ただし側面にはボタンはない
チプカシ目覚まし時計を手に入れて一番最初に気になったのは、機能ではなく、どのチプカシをベースに作ったのだろうということだった。筆者の身近にある、いくつかのチプカシと並べて比べてみたところ、どうも筆者のイメージではA168WAとA164Wの両方から基本的な要素を抜き出したように思えた。
カシオロゴと外周・内周の差はあるが全体を囲む青と白のフレームライン、ILLUMINATORのイメージは明らかに168WAから来ている。また液晶周囲を囲む最内周の白い枠取りフレームや上下にある白い横線はA164Wからだろう。チプカシ目覚まし時計の操作系ボタンはすべて背面に配置されており、一般的なチプカシのように側面にボタンはない。なので「LIGHT」「MODE」「START/STOP」などの操作標記もない。
チプカシ目覚まし時計は充電式バッテリーではなく、単3乾電池2本で動作する。乾電池収納ボックスのすぐ上には、チプカシ目覚まし時計のすべての操作に必要な押しボタンやスライドスイッチが配置されている。
アラームに関してはスヌーズ/オン/オフの3ポジション。オフにすればアラームは状態に関わらずまったく鳴らない。アラームを鳴らす自国は右上の「+」と「-」のボタンを押してセットする。長押しで時間表示が早送り/逆戻しができる。
オン位置では設定した時刻にアラームが1分間鳴る。スヌーズ位置では横の大きな四角い「スヌーズ」ボタンを押すことでアラームをすぐに一時停止できるが、アラームは5分後に再度鳴る、一般的な目覚まし時計の仕様だ。この動作は7回繰り返される。
あとは乾電池を交換したとき、初期化のためにSIMピンなどで押す「リセット」、電波ではなくマニュアルで時刻合わせしたいときは表示液晶の輝度(濃さ)調整をする「セット」。強制電波受信を開始する「電波受信」、アラームの音を確認したい時に押す「アラームモニター」などがある。

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