環境保護のために、俺たちに何ができる? 「TOKYO GX ACTION BEGINNING~知るから始まる脱炭素~」レポート
第一弾「TOKYO GX ACTION BEGINNING〜知るから始まる脱炭素〜」の見どころは
CO2削減に積極的な世界と、苦手意識を持つ日本。TOKYO GX ACTIONが10月始動
提供: TOKYO GX ACTION2025実行委員会
GXに関する理解を深め、行動変容をうながすためのプロジェクト
「TOKYO GX ACTION」が10月始動
東京都では、2030年のカーボンハーフ(CO2排出量が2000年比で実質50%削減されている状態)と、2050年のカーボンニュートラル(CO2排出量と吸収量の均衡が取れ、実質ゼロになっている状態)の実現に向けて、化石燃料からクリーンエネルギー中心の社会へと転換する「グリーントランスフォーメーション(以下GX)」に関する取り組みを実施している。
このほど始動した「TOKYO GX ACTION」も、その一環。都民の一人ひとりがGXを理解し、行動を変えていくことを目指したプロジェクトだ。
GXを再考するための、充実の展示内容
キックオフイベント「TOKYO GX ACTION BEGINNING」の見どころ
10月13日、10月14日には、プロジェクトのキックオフとして東京国際フォーラムで「TOKYO GX ACTION BEGINNING〜知るから始まる脱炭素〜」が実施される。
展示はHOUSE、MOBILITY、FOOD、ENERGYという4つの大きなエリアに分けられ、それぞれをテーマとした企業の製品やサービスが出展される。
出展内容の一部を紹介していこう。
MOBILITYのエリアでは、市街地コースで行われる電気自動車向けのレース「フォーミュラE」で走行した「Nissan Formula E Gen2 car, Season 8(2021/22)」のほか、折りたたみ式の電動バイクであるICOMAの「タタメルバイク」といったマイクロモビリティーが展示される。次世代のメジャーな移動手段としてほぼ確実に普及が予想される電気自動車や、ラストワンマイルの移動手段としての次世代モビリティーの実機を間近に見られるチャンスだ。
住環境に関するHOUSEエリアには、都市近隣の森林の木材から作った=都市から排出されるCO2を吸収しているというコンセプトを持つ「CARBON STOCK FURNITURE(カーボンストックファニチャー)」、プラスチックを代替する新素材「LIMEX(ライメックス)」、植物と共存する微生物の活動で放出される電子を利用し、土壌や水に電極を挿すだけで電力を得る「ボタニカルライト」などを展示。GXに関する取り組みを家庭レベルで実現しながら、同時に快適な住環境を実現するソリューションについて学び、考えるためのエリアとなっている。
FOODエリアでは、植物性のフォアグラやバーベキューといった次世代の食事を楽しめる。また、家庭の生ごみから堆肥を作る「LFCコンポストセット」などの展示も見ることができる。
さらに、ENERGYエリアでは山間部での重量物輸送や災害時の救援物資の運搬などを想定して開発されているOkuma Droneの「次世代水素ドローン」や、軽量薄型で、屈曲に耐える特徴を持つ積水化学工業の「次世代型ソーラーセル」といった最新の技術や資材を実際に見ることが可能。街づくり、都市設計のレベルで生活に関わってくる大型ソリューションを見て、来たるGX時代について思いをめぐらせたい。
そのほかにも、5人組男性アーティスト「Da-iCE」によるスペシャルLIVEや、公式アンバサダーに就任した山之内すずさん、ラジオDJでキャスターのサッシャさんを招いたトークセッションなども開催予定。製品やサービスの展示、ステージプログラム、ライブと、さまざまな出展内容を通じて、GXへの理解を深めることができる内容となっている。
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