大丸有の週末夜遊びスポットに突撃!「丸の内Friday Night」 第20回

「日本人でよかった~!」としみじみ思ったあの和食メニューが絶品!新丸ビルに今年オープンの創作和食店

文●丸の内LOVEWalker 撮影●久保田千晴

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 華の金曜日に訪れたいオススメ夜遊びスポットを丸の内初心者の「LOVE Walker」女子編集部員ラン(28)が実際に巡り現場をレポートする本連載。今回は、その時にしか出会えない旬の味覚が味わえると話題の割烹和食店へ!

自然の恵みをそのまま!創作和食に舌鼓

 本日は久しぶりに新丸ビルへ!5Fに今年オープンしたばかりの割烹和食ダイニングに、会社の同期とお邪魔しました。上半期に控えていた大きなお仕事を終えたので、本日はご褒美華金!ということで気合いは十分。

 モダンで落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター席、グループ利用にも最適な可動式のテーブル席、接待にも最適な半個室と、幅広いシーンで活躍しそう。今回は、目の前で職人の手技を眺めながら食事を楽しめるカウンター席を予約しました♪

木の温もりが感じられるテーブル席

カウンター席からは、目の前でお魚が手際よく捌かれる様子も見ることができます

 波に任せて仕入れた魚介や、里に任せて仕入れた山菜やジビエをその日の仕入れに合わせて調理するため、グランドメニューとは別に「本日の逸品」メニューが用意されています。和食との相性抜群な日本酒や焼酎もたくさんあって迷います・・・!私は女性に人気があるという「大信州」を注文。契約栽培した長野県産のお米のみを使用した日本酒で、やわらかく上品な甘みがあり呑みやすい!お酒があまり強くない同期は、スタッフに勧められて「ROCOCO Tokyo WHITE」をチョイス。富士山の伏流水を使用した日本初のラグジュアリービールで、フレッシュで華やかな香り。一口飲ませてもらったのですが、ビールでありながら苦味がなく、シルクのように優しくなめらかな飲み心地です。ビールが苦手な人こそ飲んでみてほしい!(もちろんビール好きは大好きなはず)

ビールも日本酒もワイングラスで。どちらも香り豊かでラグジュアリーな気分に♪

お通しはもずく酢とお魚の揚げびたし。これだけで、日本酒進みます!笑

 まずは、三浦半島の仲卸より直送される極上の鮮魚をお造りでいただきます。日替わりのお刺身5種類と押し寿司が入った「波まかせ」は、お店の定番メニュー。この日は紋甲いか、マグロ、真鯛、シマアジ、信州サーモンにゴマさばの押し寿司というラインナップ。どれもかなり厚切りで、お魚そのものの美味しさを存分に味わえますよ。

美しいブルーの器に盛られた、海に浮かんでいるようなお刺身たち

この大トロ、口の中でとろけました。日本酒との相性も最高♡

 続いては本日の逸品の中から、信州の里山で採れたポルチーニ茸を使ってコロッケに。コロンとした可愛らしい球体は、食べる前からポルチーニの芳醇な香りが漂ってきます・・・♡きのこの濃厚な旨みがぎゅっと凝縮された味わいに、悶絶!

揚げたてはアツアツ、ホクホク!お好みですだちを絞っても◎

早々にもう一杯。「佐久乃花 specD 純米吟醸無ろ過生原酒」フルーティでスイスイ呑める系でした!

 「本日の逸品」で出していたところ、人気につきこの秋からグランドメニューに移行するかもしれない(!?)という一皿が、「信州プレミアム牛のトマトすき焼き」。長野県独自の「おいしさの新基準」の認定制度をクリアしたブランド和牛で、サシの入り方、脂肪の風味や口溶けも折り紙つきの、まさに極上のお肉です。トマトは軽井沢産の高糖度な「アメーラトマト」を使用。お肉に甘じょっぱいタレをまとわせ、泡立つほどよく混ぜたふわふわの卵にたっぷりつけていただきましょう!

「信州プレミアム牛のトマトすき焼き」

 まずはトマトから一口。実が締まっていて甘みと酸味が、普通のトマトと比べて体感2倍ほど濃くてびっくり。太陽をいっぱいに浴びたんだろうな・・・なんて、育った環境にまで想いを馳せられるくらいに、自然のパワーを感じる感動的な美味しさです。そしてお待ちかねの信州プレミアム牛の方は、言わずもがな脂の甘みが抜群で、口の中に入れた瞬間にさらさらと溶けていく、脳に響く美味しさでした。お仕事頑張った甲斐があったねぇ、と同期としみじみ。笑

これでもか!とたっぷりつけるのがオススメ

このビジュアル・・・頼むしかないですよね

注文必須!絶品土鍋炊ごはん。

 お店に来たらぜひ注文してほしいのが、時期によって2~3種類のラインナップを有する土鍋炊ごはん。夏は蛸と新生姜、とうもろこしと枝豆、ちりめんじゃこと梅・・・など、ちょっぴりひねりの効いたオリジナリティのある組み合わせで楽しめます。本日は、これからの季節にぴったりな信州サーモンときのこの土鍋をいただきました。蓋を開けてもくもくとたちのぼる煙の中を覗くと、米粒が見えないほどぎっしりと敷き詰められたきのこ、そして中央には大ぶりの鮭が君臨!流石のビジュアルです・・・!

添えられた菊の花が色鮮やかで美しい・・・♡

 お米は、長野県の北部にある木島平村の特別栽培米で作られた、「木島平産コシヒカリ」。国際大会など多数のコンテストで受賞しているお米で、粘り気のある粒が特徴です。きのこと鮭の旨みが染み込んだ、和を象徴するようなほっこりとした味わいに、思わずふう〜っとため息が出てしまいました。日本人でよかった〜、と思えるような優しいごはんを堪能して、本日の華金はおしまいです。

具材がゴロゴロ!秋の味覚が詰まってます

わさび昆布、湯葉の酒盗和え、お漬物を薬味に

まとめ

 日本の豊かな土壌が育む食材そのものの美味しさを活かした創作和食が楽しめる「割烹ダイニングHARII」。カウンター越しに料理長との会話も弾んで、ついつい長居してしまいました!時期によってメニューが変わるので、これからも毎シーズン行きたいお店になりました!次はどこに行こうかな〜?丸の内FridayNight、次回もお楽しみに!

お店情報

割烹ダイニングHARII

【住所】東京都千代田区丸の内1丁目5 - 1 新丸の内ビルディング5F
【電話番号】03-6812-2151
【営業時間】11:00~14:30(LO14:00)、17:00~23:00(フードLO22:00、ドリンクLO22:30) 

      日祝17:00~22:00(フード・ドリンクLO21:00)
【定休日】なし(施設に準ずる)
【HP】https://harii-marunouchi.jp/

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