バズり中の人気店へ行ってみた♪「丸の内映えグルメツアー」 第19回

罪悪感ゼロ！つい笑顔になっちゃう旬の野菜が満載のバーニャカウダは無限でいけそう！

文●丸の内LOVEWalker　撮影●久保田千晴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

　丸の内初心者で美味しいものに目がない「LOVE Walker」女子編集部員クルミ(27)が、“映えグルメ”に出合えるお店に潜入してレポートする本企画。第19回は、全国選りすぐりの旬のお野菜が楽しめるイタリアンへ！

農家の方々の想いが詰まった、畑からの贈り物

　長引く夏バテで体の調子が悪いこの頃。夏の終わりに体をリセットするべく向かったのは、新丸の内ビルの5F
。27店舗の飲食店が連なるグルメフロアの中でも、平日休日問わず賑わいを見せるのが「AWKitchen TOKYO」です。

少し背筋が伸びるような、高級感のある佇まい

　店内は100席を有する広々とした空間で、天井も高く開放的。窓側の席からは丸の内駅舎を望み、デートにもぴったりのロケーションです。メニューにはそれぞれのお料理のメインとなるお野菜の産地だけでなく、農家さんの名前まで記載されていて、素材を大切にしていることが伝わります。

コンセプトは「PASTA HOUSE」。ハイチェア16席のバーカウンターも併設

　まずはドリンクで乾杯！ワインの種類も豊富で迷いましたが、店員さんおすすめのオリジナルカクテルの中から「オリジナル生姜エールのモスコミュール」と季節のフルーツジュースを使ったスパークリングカクテル。今回はマンゴーのフルーツカクテルを注文してみました。自家製生姜エールは甘さ控えめでガッツリ生姜が効いたパンチのある味わい。喉も気持ちも潤って、元気になりますよ。このカクテルは時期により変わるそうで、マンゴーの他に桃やラ・フランス、葡萄など様々な味を楽しめます。乾杯ドリンクに是非！

「オリジナル生姜エールのモスコミュール」（右）と「季節のフルーツジュースを使ったスパークリングカクテル」（左）※今回はマンゴー

　最初に出てきたのは、胚芽ロールとイカ墨と胡桃が練り込まれた2種類のパン。マスカルポーネチーズとスモークした生クリームで仕上げた、自家製スモークホイップバターでいただきます。

ディナータイムは共通で最初にサーブされます

ふかふかの胚芽ロールとスモーキーな燻製バターが最高の組み合わせ！

　全国から届く農家さんの旬のお野菜の味を活かして作られる料理の中でも、お野菜そのものの美味しさを最大限に感じられるメニューが、大定番の「AW 農園バーニャカウダ」。ガラスの器に盛られた色鮮やかな野菜に大興奮！食卓に並ぶ馴染みのあるものから、普段はお目にかかることのできない珍しいものまで、10種類近くのお野菜をたっぷり味わえます。

まるで生花のように美しい〜！！

　興味津々な私たちに、スタッフの方が丁寧にお野菜の種類を教えてくれました。この日のおすすめは、生で食べられるとうもろこし「ゴールドラッシュ」や、長野県産の珍しい黒ピーマン＆白ピーマン。日によって入るお野菜は違うようなので、頼んでみてからのお楽しみなんだとか。 どの野菜もえぐみや苦みがなく、むしろ甘くておいしい！！個人的イチオシは、おひたしで食べるイメージの強いつるむらさき。生で食べるのは初めてだったのですが、シャキシャキ食感の後から、噛めば噛むほど出てくるオクラのようなネバネバ感が癖になります！

あまりの美味しさに、にやけが止まりません！

　アンチョビと生クリームをベースに作ったオリジナルのソースは、時間をかけて混ぜながらゆっくり乳化させて作られたもの。これがどのお野菜とも相性抜群で、ソースだけで売って欲しいほど、唯一無二の美味しさなんです♡

クリーミーで濃厚なので、つけすぎ注意！

　続いては、茨城県の農家さんから届いた蓮根をカルパッチョ仕立てに。チップスのカリカリ部分と、新鮮な蓮根のシャキシャキ食感の両方を味わえる、これからの時期にぴったりな一品です。菊の花をあしらった見た目も華やかでテンションあがります♡

「茨城県　宮本３兄弟の『れんこん』と鮮魚のカルパッチョ　～吟醸からすみと汐昆布ドレッシング～」

本場顔負けの本格パスタに舌鼓

　「PASTA HOUSE」というのであれば、パスタを食べないわけにはいかないでしょう！ということで、贅沢に2品頼んじゃいました。まずはお店の名物パスタ「アラビアータ」。細くよじれた「トロフィエ」と呼ばれる4～5cmのパスタで、なんと毎日手打ちして作っているのだそう。スプーンで頬張ると、もちもちの麺に、自家製のトマトソースがたっぷり絡まって至福の味わい♡酸味の効いたピリ辛なトマトソースに、スプーンを持つ手が止まりません・・・！

「千葉県　石野さんの『トマト』のトロフィエ　アラビアータ」

　もう一品は、秋らしさ満載のごぼうを使ったカチョ.エ.ペペ。カチョ.エ.ペペとは、イタリアの首都ローマの名物で「チーズと胡椒」のパスタのこと。ごぼうの生産量日本一を誇る青森県十和田市のごぼうは、歯ごたえもしっかりで、土のパワーを感じます。上に載せられたチップスも香り高く、ポルチーニとのマリアージュも最高♡

「青森県『十和田美人ごぼう』とポルチーニのカチョ.エ.ペペ～リガトーニ～」

チーズと胡椒も華やかに香る、秋の恵が詰まった美味しさでした！

　パスタ2品を食べてお腹いっぱい！だけどお野菜たっぷりで罪悪感もなく、むしろ身体に良いことした気分。旬のお野菜を味わいに、毎シーズン来たくなっちゃうお気に入りのお店になりました。次回の「丸の内映えグルメツアー」もどうぞお楽しみに！

お店情報
AWkitchen TOKYO 新丸ビル店
住所：東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
TEL：03-5224-8071
営業時間：月〜土：11:00 〜 15:00（L.O. 14:00）、 17:00 〜 23:00（L.O. 22:00）
　　　　　日：11:00 〜 15:00（L.O. 14:00）、 17:00 〜 22:00（L.O. 21:00）
定休日：不定（ビルに準ずる）
HP　 https://aw-kitchen.com/1653/

※紹介メニューは取材時の内容となります

この連載の記事

この連載の一覧へ