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ビデオカードなしで「FFXIV: 黄金のレガシー」の60fps超えが狙える!? 「AMD Ryzen 5 8600G」の実力を見た!

2024年08月30日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ハイサイ比嘉

提供: 日本AMD

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Ryzen 5 8600Gの価格は実売3万3000円前後、テスト環境に近い構成なら総額15万5000円前後だが工夫次第でコストを抑えられる

 今回のテスト結果から、Ryzen 5 8600Gは、画質オプションなどを調整することでフルHDでゲームを遊べるパフォーマンスを備えていると分かった。そして、AFMFを有効にするとフレームレートが最大140%向上し、ゲームの快適度が増す点も評価できるだろう。Ryzen 5 8600GとAFMFを組み合わせることで、ローエンド向けのビデオカードを凌駕する性能を発揮するというわけだ。また、Ryzen 5 8600GのTDPは65Wで、CPUクーラーに対するハードルが低く扱いやすい点も好印象だ。

 またRyzen 8000Gシリーズなら、ビデオカードなしで自作PCを構築しておき、後ほど予算が確保できたときにカードを買い足して3D描画性能を高めることもできる。最初にあまり予算をかけられないユーザーでも、コストを抑えつつゲームを楽しみ、段階的にアップグレードできる点はかなりありがたい。

 Ryzen 5 8600Gであれば、実売3万3000円前後(2024年8月28日現在)とコストパフォーマンスが高く、この価格でこれだけのゲームパフォーマンスが入手できるのは、かなり魅力的ではないだろうか。今回のテスト環境の構成の場合トータルの価格は15万5000円前後(2024年8月28日現在)になるのだが、Ryzen 5 8600Gに標準で付属しているCPUクーラー「Wraith Stealth」を利用したり、容量800W程度の電源ユニットに変更したりといった工夫をするだけでもコストを抑えられるはずだ。「“P3RE”や“グラブル リリンク”を遊べる!Ryzen 5 8600Gで10万円切りPCを自作しよう!」も参考に検討してほしい。

 ゲーミングPCが高価で手が出ないと嘆くユーザーにとって、Ryzen 5 8600GをはじめとするRyzen 8000Gシリーズは、福音となることは間違いない。

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