ソフトバンクは8月23日、生成AIエージェント「satto（さっと）」のベータテスト参加者（限定先行ユーザー）の募集を開始したことを発表した。sattoのサイト上からウェイティングリスト形式で受け付け、9月以降に順次提供を始める。
誰もが便利に使える生成AIエージェントを目指して
sattoは「いつでもあなたをサッと助けてくれる存在」を目指して開発中のAIエージェント。生成AIをもっと効果的に活用したいが、うまく使いこなせないというユーザーが、シンプルな操作だけで作業を簡単に実行できるよう設計されている。
サービスの主な特徴は以下の3点。
1. プロンプトを書かなくても生成AIを使用可能
2. さまざまなアプリケーションと連携させ、自分好みのスキルを構築可能
3. 作成したスキルの共有や、他人が作ったスキルの利用が可能
具体的には、複数の大規模言語モデル（LLM）や外部ツールと連携して、一連の業務プロセスをスムーズに自動化したり、ワークフロービルダーを使い、ユーザーが自分に合ったワークフローを構築したりすることが可能だ。
ベータテストへの応募にあたっては、macOSの利用とGoogleアカウントが必要。職業に関する制限はなく、フリーランスや会社員、学生まで誰でも申し込めるという。
同社は限定先行ユーザーを「Co-Creator（コクリエーター）」と位置付け、彼らのフィードバックを得ながら、現場に寄り添ったサービスをユーザーと共に育てていくとしている。
