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人気スマートウォッチ&バンド深掘りレビュー 第15回

Google Pixel Watchで「既読」を付けずにLINEチェック! 活用テクニック5選

2024年06月01日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島 恵里子/ASCII

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通知を見るだけなら「既読」にはならない

②既読を付けずにLINEのメッセージを読む

 Pixel Watchには「LINE」アプリをインストールして、「トーク」を利用できます。メッセージを送受信でき、スタンプや音声も送信できます。

 スマホでは「LINE」のメッセージを受信した場合、通知を見るだけでは「既読」にはなりません。Pixel Watchでも同じように、「LINE」アプリを起動せずに、通知を見るだけなら「既読」は付きません。

 筆者が試してみたところ、Pixel Watchの「LINE」の通知は、メッセージの文頭から144文字までが表示されました。LINEでやり取りするメッセージは短文が多いので、ほとんどの場合は、通知だけで内容を把握できるはずです。また、Pixel Watchの通知は、それをタップしてもアプリに切り替わらないので、うっかり起動させて既読になってしまう心配もありません。

筆者が確認したところ、9字×16行=144字のメッセージが表示された。ちなみに、Pixel 8の通知には、より多い22字×9行=198字が表示されるが、通知をタップするとアプリが起動してしまうので慎重に確認する必要がある

 通知でメッセージを確認するには、まず、スマホの「LINE」アプリの「設定」画面で、「通知」をオンにし、「メッセージ内容を表示」をオンにしましょう。次に「Watch」アプリの「通知」→「スマートウォッチアプリ」に進み、「LINE」がオンになっていることを確認しましょう。

「LINE」アプリの「設定」→「通知」に進んで、「メッセージ内容を表示」をオンにする

「Watch」アプリの「通知」→「スマートウォッチアプリ」で「LINE」がオンになっていることも確認しよう

 なお、スタンプを受信した場合、Pixel Watchの通知には「◯◯がスタンプを送信しました」とだけ表示。スタンプを確認するには「LINE」アプリを起動する必要があります。

③音声を録音してスマホと同期する

 Google PixelにはGoogle純正の「レコーダー」アプリがプリインストールされています。自動文字起こしに対応していて、とても便利なのですが、残念ながらPixel Watchには対応していません。とっさに録音したことが生じた場合に備えて、ウォッチ対応のレコーダーアプリをインストールしておくと便利です。

アプリを起動したらタップするだけで録音開始

 おすすめは「簡単ボイスレコーダー」という無料アプリ。スマホとウォッチの両方に対応しています。Pixel Watchでは起動してマイクのアイコンをタップするだけで録音が始まります。録音途中の一時停止も可能。終了すると自動で保存されるようになっていて、スマホにも同期されます。

一時停止も可能。右のチェックマークをタップすると録音を終了し、保存される

録音した音声データは、スマホの「簡単ボイスレコーダー」アプリに同期される設定になっている。スマホに同期しない設定や、同期後にPixel Watchから自動で削除される設定も可能

④素早くメモを取る

 音声ではなく、テキストのメモを残したいときには「Keep メモ」が便利です。Pixel Watchにプリインストールされているアプリで、音声またはキーボードでメモを入力できます。Pixel Watchの画面に表示されるキーボードは小さくて操作しづらいので、音声で入力するほうが便利でしょう。

アプリを起動して、「メモを作成」をタップ

音声またはキーボードでの入力を選択できる

音声認識の精度はかなり高い。入力したメモをリマインダーに登録することも可能

 「Keep メモ」に入力したメモは、スマホの「Keep メモ」に同期されます。スマホにインストールされていない場合は、「Playストア」から「Google Keep -メモとリスト-」(「Keep メモ」の正式名称)をダウンロードしましょう。

入力したメモは、すぐにスマホに同期される

 なお、「Googleアシスタント」を有効にしていれば、いちいち「Keep メモ」を起動しなくても、「OK Google メモをして」と話すだけでメモを入力できます。この場合、Pixel Watchの「Keep メモ」にはメモは記録されませんが、スマホの「Keep メモ」に記録されます。

「Googleアシスタント」は「OK Google」と話す、または右上のボタンを長押しすると起動する

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