バラバラだったITリクエストを「Ivanti Neurons for ITSM」で統一、社員満足度向上へ
ライフネット生命、IvantiのSaaS型ITサービス管理ソリューションを導入
2024年05月09日 07時00分更新
Ivanti Softwareは2024年5月8日、ライフネット生命保険が、SaaS型のITサービス管理ソリューションである「Ivanti Neurons for ITSM」を導入したことを発表した。
これまで、ライフネット生命のITサービス管理は、業務全体に影響があるリクエストはIT部門全体で対応していたものの、インシデントは企画部と運用部で別々に管理していた。加えて、社員からのリクエスト手段が統一されておらず、対応記録を活用することも困難で、ITサービスのコストに負荷がかかっていたという。
これらの課題を解消するため、同社ではオンプレミスの複数製品で構成されていたITサービス管理を、SaaS型ソリューションであるIvanti Neurons for ITSMに集約。2023年8月に本番稼働を開始した。同ソリューションによって、従業員のITサービス申請や問い合わせが直観的な方法に統一され、従業員の業務効率化を推進しているという。
また、ダッシュボードを通じて対応状況が可視化されることで、リクエストの効率的な解決にも寄与している。今後は、効果測定も順次実施し、さらなるITサービスの向上を図り、社員満足度の向上につなげていく予定だ。