迷彩柄がかっこいい!
堅牢性抜群のマザー「B650 Steel Legend WiFi」を使ったら自作PCに欲しい機能がすべてそろっていた!
提供: ASRock
自動オーバークロック機能が秀逸!
PCIeスロットはGen.5に対応
Ryzen 7000シリーズなどでは、「PBO」(Precision Boost Overdrive)と呼ばれるPC内部の状況に応じて動作クロックを引き上げる、いわゆる自動オーバークロック機能を搭載している。B650 Steel Legend WiFiは、そのPBOを一歩推し進めた「Blazing OCチューナー」という機能が用意されている。
これは、ある一定の電流値を境に、それを超えると手動OCモードに、下回るとPBOモードに自動で切り替えるというもの。ASRockによると、このBlazing OCチューナーを使うとすべてのコアのオーバークロックと、単一のコアだけの自動ブーストを適宜組み合わせることができ、CPUの最高性能が発揮できるという。
メモリースロットはDDR5 SDRAMを4本備え、192GBまでのモジュールを搭載可能。AMD EXPOやインテル XMPといった高速なメモリー駆動のプロファイルもサポートしており、モジュール次第ではメモリークロックは7200MHz以上の動作を実現する。ただし、メモリーサポートに関しては対応BIOSにバラつきがある点は注意が必要だ。
詳しくは、ASRockのメモリーサポート一覧表を見てもらいたいが、Corsair製の一部のメモリーモジュールは、バージョン2.08以降のBIOSでないとサポートされておらず、購入する際は使用するメモリーモジュールを考慮し、BIOSのバージョンを確かめておくといいだろう。
さらに、PCI Express(以下、PCIe) x16スロットは、Gen.5に対応。PCIe 5.0のデータ転送速度は32GT/sを誇り、これはPCIe 4.0の16GT/sの2倍に達している。しかも、B650 Steel Legend WiFiのPCIe x16スロットはDIPタイプではなく、表面実装タイプのものを採用。ASRockによると、これにより信号の流れを改善し、高速動作での安定性が向上するという。また、スロットは金属製カバーで補強されており、ビデオカードの重量が増す中、物理的な損傷を防ぐ配慮がなされている点は好感が持てる。
B650 Steel Legend WiFiでは、M.2スロットが3基用意されているが、そのうち1基もPCIe 5.0に対応する。CPUのすぐそばの「Blazing M.2」と呼ばれるスロットがそれで、アルミニウム合金製の巨大なヒートシンクが用意されているので、発熱で性能が低下するサーマルスロットリングを心配する必要もない。
一方、基板端の2基の「Hyper M.2」スロットは、PCIe 4.0までの対応となる。また、これらのヒートシンクはネジで固定するのだが、ヒートシンクから完全に外れない構造を採っており、ネジがケース内で落下したり、行方不明になったりするのを防ぐ点も押さえておきたい。