primeNumberは、2024年3月28日、同社のデータ基盤の総合支援サービス「trocco」の既存プランを刷新し、小規模チームのスモールスタート向けの「スターター」プランを4月1日より提供開始することを発表した。
troccoは、5つのサービスプランに刷新され、小規模な運用をクイックかつ無償で開始できる「フリー」、今回新たに提供するデータ活用初期の少人数・小規模向けの「スターター」、そして、企業内の複数のチームや部署にまたがって運用するための「エッセンシャル」と「アドバンスト」、さらにはエンタープライズ企業の要望に応える「プロフェッショナル」に分かれる。プロフェッショナルプランは、2024年夏の提供を予定している。
エッセンシャルおよびアドバンストは、より高度なデータ活用、外部システムなどとのオーケストレーションが可能で、利用できるコネクターや毎月の処理時間枠、高度なセキュリティ機能の有無などに違いがある。プロフェッショナルは、品質やセキュリティ、拡張性、カスタマイズ性を網羅した、大規模かつ複雑な要件を想定しているという。
スターターの利用料金は、月459ドルでAWS Marketplaceのみの販売となる。エッセンシャルは月15万円、アドバンストは月30万円(それぞれ税別)で、AWS Marketplace以外でも銀行振込やクレジットカード決済で契約できる。
今回のプランの刷新は、troccoのプロダクトビジョンである「低い学習コストで、素早く安全にデータ分析・データ活用を始めること」、「長期的な運用に耐えられるデータ基盤の構築を可能にすること」を推進するもので、企業ごとのデータ活用のフェーズに合わせて“伴走”するサービスを目指すとしている。