アドビは3月27日、生成AI「Adobe Firefly」の新機能として「構成参照」を追加したと発表した。
構成参照は既存の画像を基に、同じレイアウトで複数のバリエーションの画像を生成できる機能。見本となる画像をAIに与えることで、理想の画像を得るためにプロンプトの書き方を試行錯誤するプロセスを省略できることがメリットだ。
例えば部屋の写真をテンプレートとして、部屋を丸ごと再デザインした画像を生成したり、子どもが描いた絵をテンプレートとして、同じ構図で雰囲気だけ写実的に変更した画像を生成することもできる。
Fireflyにすでに実装されている「スタイル参照」機能と組み合わせての使用も可能だ。
構成参照機能は3月27日現在、ブラウザー版(PCおよびモバイル)の「テキストから画像生成」モジュールで利用できる。