ホワイトで統一するなら電源付属のケーブルにもこだわろう
可能な限り真っ白なゲーミングPCを作るポイントとは?
多くのタイトルで4Kパフォーマンスも十分。外観の美しさとゲームでの強さを両立
それでは肝心のパフォーマンスのベンチマーク結果を紹介しよう。まずはPCMark 10や3DMarkといった総合的なスペック性能が把握しやすく、よく比較に用いられるベンチマークから見ていこう。
PCMark 10 ExtendedのスコアはEssentials、Productivity、Digital Content Creationがそれぞれ10000ポイントを超えているように高性能なPCであることがわかる。Gamingは36914ポイントという高得点だ。
3DMarkのスコアは4K、レイトレーシングのSpeed Wayこそ5264ポイントにとどまるも、Port Royalで13340ポイントと十分。DirectX 12や11の4K、Time Spy ExtremeやFire Strike Ultraは10000ポイントを超えている。全体的に、4Kプレイが十分に狙えるパフォーマンスで、一部のGPU負荷が重いタイトルについては画質設定を引き下げたり、WQHDに引き下げたりといった対応でプレイできるだろうと予想される。
それでは実タイトルによるベンチマークでどのくらいフレームレートが得られるか見ていこう。
Diablo IVは4K、ウルトラ画質プリセットで113.5fpsを記録した。ここでたとえば120Hz、240Hzといったゲーミングディスプレイで楽しみたいとなると120fps、240fpsを超える設定を探りたい。4K、120Hzをターゲットにするなら画質はウルトラのままDLSSを有効にする、あるいは画質を高にすれば120fpsを超えられた。また、240fps超を狙うなら解像度をWQHD、画質をウルトラでDLSSを有効とした場合で252.1fpsを記録できた。
次にFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク。4K、高画質でも8626ポイントで「快適」評価。標準品質ならフレームレートに十分な余裕を持ってプレイできる。
Horizon Zero Dawnは4K、最高画質でも87fpsと余裕だった。けっして軽いタイトルではないが、GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM WHITEのGPUパフォーマンスなら多くのゲームが4Kでも快適に動作する。
Cyberpunk 2077は4K、レイトレーシング:ウルトラで61.25fps。なお、レイトレーシング:低でも61.05fps、レイトレーシングONのテストでは61fps前後でほとんど変わらなかった。これらプリセットではDLSSが自動に設定されているため調整が入ったか、あるいはほかにボトルネックがあるかといった点が考えられる。非レイトレーシングの4K、ウルトラは49.81fpsで60fpsを下回ったが、画質設定をひとつ引き下げれば81.22fpsと60fpsラインを超えられた。
最後にARK: Survival Ascended。現行タイトルでもGPU性能をかなり要求するもので、今回はWQHDおよびフルHDで計測している。また、通常プリセットではノーマル、低といったものでも60fps出すのがキツく、RTX設定でDLSS Frame Generationを有効化している。DLSS Frame Generationオンでは、WQHDのノーマルで76.8fps、低ならば102fpsを記録できた。プリセットに頼るとこうした画質設定でないとキビシイが、映像としては十分にキレイだ。フルHDならこれに20fpsほどプラスできている。細かな設定を行なえばもう少し軽量化できるので、フレームレートを稼ぎたい方はチャレンジしてほしい。
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