FRONITERの「FRGAG-B760M/WSA/NTK」の実力をチェック

RTX 4070 Ti SUPERの高コスパBTOPCで4Kや高リフレッシュレート環境をゲットしよう!

文●勝田有一朗 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット

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大型ビデオカードを余裕で搭載できる広いケース内部

ケース内部。裏配線非対応なのでケーブル類は丸見えだが、丁寧にまとめられており煩雑な感じはない

マザーボード背面側に巨大なメンテナンスホール。またVGAアームホルダーの位置調整はこちらから

 GAシリーズは、筐体サイズがおよそ幅210×奥行465×高さ457mmと、比較的コンパクトなミドルタワーではあるものの、大型ビデオカードや大型空冷CPUクーラーへの対応をウリにしているシリーズだ。それだけあってケース内部のスペースはかなり余裕が感じられる。そんなFRGAG-B760M/WSA/NTKのケース内部では、巨大なビデオカードがひと際目立つ存在となっていた。

 試用機に搭載されていたのはPalit製のRTX 4070 Ti SUPERビデオカード。3連ファンクーラーを備えるボード長328.9mmの大型ビデオカードだが、なんら窮屈なところなく筐体内に収まっている。GAシリーズ標準装備のVGAアームホルダーも存分に活用されている格好だ。

※ビデオカードのメーカーは予告なく変更になることがあります

大型のRTX 4070 Ti SUPERビデオカード。VGAアームホルダーでガッチリと保持されている

 GAシリーズのマザーボード上下反転レイアウトは、巨大な熱源となるビデオカードを筐体上部に配置することで、他パーツへの熱拡散を防ぐことを大きな目的としている。ビデオカード部のエアフローは、天面から吸気しサイドパネルのパンチホールから逃がすような設計だ。

 本体内部を眺めると、上段/中段/下段にかけて、ビデオカード/CPU/電源ユニットといった具合にエアフローが独立している状況を伺えるだろう。

 CPUクーラーには高コスパで人気を集めるDeepCool製サイドフロー型CPUクーラー「AK400」が採用されている。

 そしてマザーボードにはASRock製の「Intel B760」搭載Micro-ATXマザーボード「B760M-HDV/M.2 D4」が用いられていた。システムメモリーにDDR4を採用するコストパフォーマンス重視のマザーボードだ。ただ本来のB760M-HDV/M.2 D4には、ないはずのVRMヒートシンクが備わっているので、冷却を強化したBTO向け特別仕様かもしれない。

CPUクーラーには人気のAK400を採用

 ケース内部全体のエアフロー設計は、フロントパネル側に吸気用120mmケースファン×2と背面に排気用120mmケースファン×1というオーソドックスな構成だ。

240mm水冷ラジエーターも搭載可能な前面通気口がある

 拡張性の面では、内部ストレージベイとしてマザーボードベース部に2.5インチSSDベイ×2基、ケース底面に3.5インチHDDベイ×1基を備えている。また前述のとおり、スリム型光学式ドライブ用の外部ベイが天面付近の隙間部分に1基備わっているので、Blu-ray Diskドライブなどの増設にも対応している。

天面付近のわずかな隙間にスリム型光学式ドライブ用の外部ベイ増設エリアを確保

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