今後は“計算量の多さ”が勝負か
ただし、Soraのリリース時期は不明で、Open AIとマイクロソフトの関係者のみが触ることができるようです。ここまで精緻な動画がいきなり作れてしまうことで、フェイク動画なども作りやすくなる可能性があるため、すでに懸念が出ています。OpenAIは、安全対策を講じることを明らかにしており、Soraで生成されたかどうかを検出するシステムや、将来製品に組み入れる場合には、生成AIにより作成したことを示すメタデータを組み入れる予定であることを明らかにしています。社会の反応を見ながら、慎重に公開してくると思われます。
ただ、こうした技術が可能になったということは追従する他社にとっても重要な情報です。Runwayにはグーグルの資本が入っていますし、Midjourneyは、計算資源確保のための資金を求めてXと提携するという話が出ています。いずれにしても、お金をかけてOpenAIに伍するほどの計算資源を確保すれば、追いつける可能性がまだあるとはいえます。各社とも、動画生成はOpenAIの一人勝ちという状況にしないよう、全力で追いかけるのではないでしょうか。
ただ、計算量の差によって、コミュニティーモデルが追いつけなくなりつつあるのが、少し残念です。とはいえ、AnimeteDiffに代表されるモデルも、まだまだ発展が継続しており、予想もしなかったカウンターの方法論が出てくることには期待したいと思います。

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