ターリン・インターナショナルは2月26日、累計10万個以上を販売したカプセルトイ「手のひらネットワーク機器」の第2弾を発表した。
手のひらネットワーク機器シリーズは、ITインフラ機器メーカーが監修し、機器やそれらを収容するサーバーラックや小物までをミニチュアで再現したカプセルトイ。2023年に第1弾を発売し、同年9月にカプセルトイ業界では異例の再販売をするなど話題となった(関連記事)。
今回発売する第2弾も、システムインテグレーション事業などを手掛けるエーピーコミュニケーションズが企画・総合監修を担当。APRESIA、Extreme、フォーティネット、さらに「手のひらサーバーもぜひ」という想いのサーバーベンダー1社が監修した4製品に加え、それらを収容するサーバーラックや小物までをミニチュアで再現している。
ラインアップはAPRESIA「ApresiaNP3000-24X4Q」、デル・テクノロジーズ「PowerEdge R760」、Extreme Networks「5720-48MXW」、フォーティネット「FortiGate-3701F」の全4種で、価格は1回500円。6月中旬より随時、全国のカプセルトイ自販機コーナーにて発売する。
ミニチュアのITインフラ機器は、LANケーブルで機器同士を繋げる仕様。また、組み立て式のサーバラックには冷却ファン、ケーブルホルダー、PDU(電源タップ)、棚板といった小物も取り付けられるようになっているなど、本物を忠実に再現しており、自宅にいながらデータセンターを構築する気分を味わえるという。また、2023年に販売した第1弾とも接続が可能だ。
さらに、第1弾の手のひらネットワーク機器も、LANケーブルの色を青から黄色に変え「手のひらネットワーク機器 1.1」として再々販売することが決定。販売時期は手のひらネットワーク機器2と同様に6月中旬を予定している。全4種で、価格は1回500円。