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「コワークストレージ」のオプション機能、既存ユーザーも一定回数利用可能

NTT東、中小企業向けクラウドストレージに文書レビュー/自動仕訳オプション追加

2024年02月21日 17時30分更新

文● ASCII

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 NTT東日本は、2024年2月21日、中堅中小企業向けのオンラインストレージ「コワークストレージ」において、オプション機能「コワークストレージプラス」を2月28日より提供開始することを発表した。

 コワークストレージは、「先進的な技術を活用しながらも、中堅・中小企業のお客さまが簡単に導入できること」を重視した、簡単・セキュアなオンラインストレージサービス。NTT東日本が、同社の出資先企業であるファイルフォースと開発する。

 コワークストレージプラスで追加される機能のひとつは、ドキュメントの申請・承認/レビュー/回覧等の業務フローをコワークストレージ上で実行する「ドキュメントレビュー機能」。業務フローを作りこむ必要なく、ドキュメントを選択して数クリックするだけで、業務プロセスのデジタル化が進められるという。

 もうひとつの機能が「スマートフォルダ機能」。特定フォルダにファイルを保存するとAIが解析、抽出した情報に基づき、フォルダ・ファイルを自動で整理してくれる機能だ。補足情報のファイルのプロパティへの追加やフォルダ格納などの定例業務を自動化することができる。提供開始時点では、電子帳簿保存法に対応するシナリオも提供し、今後もユーザーの要望に応えてシナリオを追加していく。

スマートフォルダ機能の概要

 コワークストレージの契約ユーザーは、ドキュメントレビュー機能は月10回、スマートフォルダ機能は1 IDにつき月10ページ分まで利用可能。制限回数を超える場合は別途コワークストレージプラスの契約が必要となる。コワークストレージプラスは、5 ID毎に月額1650円(税込)で提供される。

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