当然、どのキーの組み合わせだろうが動作するNキーロールオーバーと、複数のキーを押した際の誤入力を防ぐ100%のアンチゴーストに対応にも対応している。また、WinLockON時、Windowsキーの無効化だけでなく、Alt+Tab・Alt+F4・Shift+Tabの無効化を選択することも可能だ。
とくにAlt+TabはそれぞれFPSで使いがちなキーでありつつも、Windows側で無効にするのも惜しい(Windowsのウィンドウ切り替えショートカット)ため、制御ソフト側で簡単に切り替えられるのはとても便利だ(余談だが、筆者はFPSでスコアボードを頻繁に開く癖があるため、Alt+Tabを同時に押しがちなのでとても助かる)。
また、キーキャップは高耐久のPBT昇華印刷が採用されている。さらさらとした上品なマット加工で、指へのひっかかりもいい。Escキーに関しては前述の通りCORSAIRのロゴがプリントされた光沢仕上げになっている。ワンポイントのオシャレといったところだろう。
多彩な接続方法に対応するのも、K65 PLUS Wirelessの特徴の1つだ。背面のUSBケーブル差し込み口の横にあるスイッチで、製品に同梱されているレシーバー接続と、有線接続、Bluetooth接続の3つを選択することができる。
さらに、Bluetooth接続では最大3台まで登録可能で、ショートカットキーで簡単に切り替えることができる。タブレットとスマートフォンに接続してみたが、切り替えの早さも良好だ。
また、WindowsだけでなくMac、PlayStationシリーズ、Xboxシリーズほか、iOS・Androidなど多彩なOSにも対応している。
制御ソフトでは多彩なカスタムが可能
CORSAIRの制御ソフト「iCUE」を使うことで、GPUやCPUなどの温度といったハードウェアのステータス確認や、LEDライティング・マクロなどを細かく設定可能だ。とくにLEDライティングは業界屈指の自由度を誇り、レイヤーをわけることで特定のキー毎に自由に光り方を設定できる。
また、キーの再マッピングやマクロなども自由に設定できるため、エンターキー左のHome・Page Up・Page Downなどに割り当てるのもいいかもしれない。
なお、8MBのオンボードメモリーが搭載されており、ライティングの設定やキー設定のプロファイルをキーボードに保存することが可能だ。Bluetooth接続や、制御ソフト「iCUE」がインストールされていないパソコンで使用する際にも設定をそのまま引き継いで使うことができる。
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