インテルXeon E2400プロセッサー対応のエントリーレベルサーバーも同時出荷
HPE、第5世代インテルXeon搭載の「ProLiant Gen11サーバー」6機種を出荷開始
2024年02月06日 17時30分更新
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は、2024年2月6日、第5世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーに対応した「HPE ProLiant Gen11サーバー」6機種を、同日より出荷開始したと発表した。
HPE ProLiant Gen11サーバーは、各ワークロード向けに最適化されたパフォーマンスを提供し、ゼロトラストアーキテクチャーに基づくセキュリティ技術の採用により高い信頼性を確保。「HPE GreenLake for Compute Ops Management」を導入することで、クラウドからの一括管理も可能になる。
第5世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーは、プロセッサーあたり最大64コアをサポートし、前世代と比較してパフォーマンスが21%向上。レイテンシーを重視したり、メモリに制約のあるワークロード向けにメモリ機能も強化されている。
また、インテルXeon E2400プロセッサーに対応した、エントリーレベルのHPE ProLiant Gen11サーバー2機種も出荷開始した。エントリーレベルながら、HPE ProLiantサーバー共通のセキュリティや機能を備える。
各機種の特徴は以下の通り。
第5世代インテル Xeonスケーラブルプロセッサー搭載の HPE ProLiant Gen11サーバー
■タワー型サーバー
・HPE ProLiant ML110 Gen11サーバー
中堅・中小企業や支社・支店向けの、エンタープライズクラスの信頼性と性能を備え、静音性に優れた、1Pタワー型サーバー。
・HPE ProLiant ML350 Gen11 サーバー
ITインフラストラクチャー、データ管理、VDI、ERP/CRMなどの多様なワークロード向けの、堅牢で柔軟な2Pタワー型サーバー。
■ラックマウント型サーバー
・HPE ProLiant DL320 Gen11 サーバー
エッジコンピューティングのために構築された、仮想化やコンテナ化ワークロード向けの、1U/1Pサーバーソリューション。
・HPE ProLiant DL360 Gen11サーバー
VDIやEDA、CADなどの高パフォーマンスを必要とするワークロード向けの、高密度1U/2Pのサーバーソリューション。
・HPE ProLiant DL380 Gen11サーバー
データ分析やハイブリッドクラウドのワークロードを強化する、デュアルソケットでスケーラブルな2U/2Pサーバーソリューション。AIや機械学習のワークロードに必要な高性能GPUを、シングルワイドで最大8枚、ダブルワイドで最大3枚サポートする。
・HPE ProLiant DL380a Gen11サーバー
AI推論ワークロードのパフォーマンス向上のためにGPUの拡張性を備えた、2U/2Pサーバーソリューション。最大56コア、4つのダブルワイドGPUを搭載でき、エントリーレベルのAIワークロード向けの機種となる。
インテルXeon E2400プロセッサー搭載のHPE ProLiant Gen11サーバー
・HPE ProLiant ML30 Gen11サーバー
信頼性が求められる店舗や支店・支社向けの、最大8コアをサポートする静音性に優れた1P/4Uのタワー型サーバー。
・HPE ProLiant DL20 Gen11サーバー
小規模オフィス、リモートオフィス、支社・支社向けの省スペースなラックマウント型サーバー。エッジアプリケーションにも最適で、POSプラットフォームして導入できる。