このページの本文へ

C&Rがデータ基盤の設計・構築・運用を担う

防衛省がデータ活用  troccoで転送・加工、Snowflakeで蓄積

2024年01月31日 15時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 primeNumber、Snowflakeおよびクリーク・アンド・リバーは、2024年1月31日、3社共同で防衛省のデータ活用を支援することを発表した。

 primeNumberのデータ基盤の総合支援サービス「trocco」とSnowflakeのデータクラウド「Snowflake」を用いたデータ基盤を、クリーク・アンド・リバーが設計・構築・運用を行ない、防衛省の採用におけるデータ活用環境を実現するという。

 防衛省デジタル・ガバメント中長期計画では、防衛省のデジタル社会への対応の課題として「各自衛隊及び機関等がそれぞれに整備・ 運用している各種の政府情報システムを一元的に監理し、デジタル社会の実現に関し不断の見直しを行なっていく必要がある」としている。

 その中でデータ活用を推進するため、採用における各施策の結果をBIツールで可視化・把握し、その効果を高めることを狙いとしてデータ基盤を構築する。データ基盤では、troccoが各種データの転送・加工、Snowflakeがデータの蓄積を担う。

 troccoとSnowflakeを用いたデータ基盤が採用された理由は、データ活用をスモールスタートできる点やSnowflakeにデータを格納後、troccoのデータマート機能およびワークフロー機能によりデータの加工をシームレスに行える点などが挙げられている。クリーク・アンド・リバーは、マーケティング領域のデータ活用および基盤構築に関する知見・経験が評価された。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード