Stable Diffusion入門 from Thailand 第9回

画像生成AI「Stable Diffusion」を使い倒す！　モジュラーシンセみたいな「ComfyUI」をインストール

インストールは簡単

GithubのComfyUIレポジトリ

　さっそくインストールしていこう。まずはブラウザーでGithubのComfyUIレポジトリにアクセスする。

　下にスクロールしていくと「Installing」セクションに「Direct link to download」というリンクがあるので、そこから圧縮ファイルをダウンロード。「7z」というアーカイブ形式で圧縮されているが、Windows11なら問題なく解凍できる。できなかった場合は「7-Zip」というアーカイバーで解凍しよう。容量が多いので解凍にはかなり時間がかかる。

解凍されたファイル

　解凍されたら、ファイル群を任意の場所に保存する。筆者は「D/ComfyUI/」直下に展開した。

モデルへのパスを通す

　次はモデルのダウンロードだ。ストレージ節約のため「Stable Diffusion Web UI」で使っているモデルファイルを「ComifyUI」でも参照できるように設定した。Web UIを使用していなければ、「ComfyUI/models/checkpoints」に配置しよう。

　続いて、ComfyUIフォルダー内の「extra_model_paths.yaml.example」をメモ帳などのテキストエディターで開く。

　その中に、「base_path」と書かれているところがある。

　その部分を「stable-diffusion-webui」フォルダーへのパスに書き直す。筆者の場合「C:\StableDiffusion\stable-diffusion-webui」となる。絶対パスでも相対パスでもOKだ。

　もう一点、「controlnet」のパスが間違っているので、上記の部分を、

　「extensions\sd-webui-controlnet\models」と書き換える。

上記の変更が完了したら、テキストエディタを閉じ、最後にファイル名から「.exeample」を削除し「extra_model_paths.yaml」にしておく。