新CM出演の戸田恵梨香さんも登場、RJECT代表甲山氏が話すeスポーツと回線の関係とは?
NURO 光の10ギガエリアを今後も拡大、回線以外のサービスも拡充するNUROの今後
ソニーネットワークコミュニケーションズは1月16日、同社の通信サービスブランド「NURO」のプレスカンファレンス「NURO EXPERIENCE - 新たな可能性のそばにNUROがいる」を開催した。
より太い回線を提供し続ける
10年で事業を拡大
プレスカンファレンスではまず、代表取締役 執行役員社長の渡辺 潤氏が登壇。渡辺氏は「ソニーグループの中で、より太い回線を提供し続けることに大きな価値を見出しています。最近ではパソコンだけでなく、IoTを始めとした多くのデバイスがネットワークで繋がっています。そういったライフスタイルの変化に合わせてNUROも進化してきました。我々のNUROを中心とした通信インフラの進化を、今後も進めてまいります」と挨拶した。
また、「NURO 光という、通信のイメージが大きいと思いますが、この10年で事業を拡大し、通信以外のサービスも実施しています。NUROモバイルやNURO 5Gといったサービスなど、今後も事業を拡大してまいります」とコメントした。
10GBをさらに拡充、2025年までにカバー率を80%以上に
NURO 光は、2013年4月にサービスを開始し、当時では世界最速となる2ギガ(下り速度最大2Gbps)により、ゲーマーを中心に利用されてきたという。2023年にはサービス提供開始から10年目を迎え、北は北海道、南は九州まで、22の都道府県に提供、150万近くのユーザーが利用しているとのことだ。
そして、現在は10ギガ(下り速度最大10Gbps)の提供エリアの拡充を目指しており、2023年1月には宮城県、4月には広島県、10月には茨城県、栃木県、群馬県での提供も開始している。
2024年も、さらに提供エリアを拡充し、新規のエリアには10ギガのみの提供を開始するほか、既存の2ギガのエリアにも10ギガを拡大していくそうだ。エリア拡大規模は昨年以上を目指しており、2025年までにはカバー率80%を目指すとしている。
そのほか、「PlayStation 5 for NURO」や「ブラビア月額オプション+NUROでんきCO2フリープラン」といった、NURO 光ならではのオプションを用意。今後はネットワーク設備の増強としてサーバーの強化や、ユーザビリティの向上として「NURO 光」アプリなどの強化も実施していくとのことだ。
eスポーツと回線の関係性とは
NUROにゆかりのあるゲストを招いて、トークセッションも実施。REJECT 代表取締役の甲山翔也氏とソニーネットワークコミュニケーションズ NURO事業部 回線管理部 サービス企画課 課長の安生 恵太氏が登壇し、eスポーツとネットワーク回線について話した。
甲山氏はeスポーツ市場について世界・日本ともに年間成長率20%なのだという。とはいえ、世界と比べると日本の競技人口はまだまだ少なく、今後は世界とも戦っていく必要があるため、NURO 光とスポンサーシップ契約を結んだとのことだ。
安生氏から「NURO 光ってどんなイメージですか?」と聞かれると、甲山氏は「選手時代から、選手同士でeスポーツ選手にとって1番の回線は何かという話になり、必ずといっていいほどNURO 光は挙がっていました」と返答していた。
eスポーツにおけるネットワーク通信の安定性について、甲山氏は「eスポーツの世界こそ、安定した回線がないといけないんです。ネットワークに問題があったり、遅かったりすると、大会で失格になる場合もあります。我々は選手が練習したり競技に参加したりする施設を持っているので、そこの回線が落ちるとチームの責任になってしまいます。そのためにも、安定した回線は必要不可欠なんです」と答えていた。
加えて「最近は競技者だけでなく、配信者という側面も持っています。視聴者の方に競技の楽しさを知ってもらうために、配信しながら競技に参加するということも増えているので、より回線のパワーが必要になります。そういった際にも、安心できるというのはありがたいですね」とコメントしていた。
また、今後については「Ping値の関係でヨーロッパやアメリカのチームや選手と戦うという機会はなかなかありません。そういった選手と戦えるような環境ができるといいですね。まずは、和手我としてはアジア圏で競技をするために韓国や中国のチームと戦うことがあります。そういった際に、ストップしない回線が求められるんです」と語った。
これに対し安生氏は「NURO 光として今後もたくさんお手伝いできることがあると思います。今までと同じやり方ではなく、まったく新しいアプローチがあれば、一緒に取り組めればいいなと思っています」とコメントした。
最後に甲山氏は「今度新たに選手や配信者に特化した環境の施設を作りたいと考えています。そういった施設を作るときにも、絶対に回線が落ちない、安定した環境を選手やストリーマーに提供できるように、NURO様と一緒に取り組んでいきたいです」と話した。
安生氏は「我々はプラットフォームという立場で、お客様のやりたいことを実現できる環境づくりを目指しています。eスポーツにおいても、練習からすぐに海外とアクセスできる環境が世の中に増えて行けばいいなと思っています。時代に合わせるわけではなく、先にプラットフォームを用意しておかないといけないと考えているので、進化していかなくてはと考えています」とコメントした。
戸田恵梨香さんが登壇、インターネットが欠かせない時代に
プレスカンファレンスには、新CMに出演している戸田恵梨香さんも登場。戸田さんはCMについて「(CMで流れる)歌が耳から離れなくて、私も知らないうちに口ずさんでいて、怖いくらいです(笑)」とコメント。
普段ネットワーク回線を使って何をされているかという質問に対しては「ジムトレーナーの方にオンラインで習いながら自宅で運動したり、ニュースやSNSも普段からずっと使っていますね。わからないことはすぐ調べるようになったので、欠かせない時代になりましたよね」と答えていた。
なお、今回CMに登場した子供たちがオンライン上で歌を披露。戸田さんは「可愛い~! 元気?」と声をかけていた。また、「画質がいいから本当に目の前で歌ってくれているような感覚ですよね。高速回線で遅延がないので、リアルタイムで話せたのもビックリです」と驚いていた。
最後にNURO 光について「ソニーだからこその安心感と信頼がありますよね。CMのとおり、速くて安くて安心というイメージです」と話していた。
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