ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手がけるBBIXと、関西電力グループのオプテージは、2023年11月28日、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(OCX)」における、協業締結を発表した。本協業に基づき、BBIXはオプテージが運営する「心斎橋POP」(大阪市中央区)に、OCXの接続拠点を2024年4月1日に開設する。
OCXは、BBIXとBBIXの子会社でネットワークソリューション事業を展開するBBSakura Networksが共同で展開するクラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティー、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続を提供している。
心斎橋POPは、オプテージの心斎橋データセンター内で2024年3月29日に開設されるコネクティビティエリア。関西におけるIXやクラウドPOPの集積地である堂島エリア/心斎橋エリアと近接したロケーションにあり、自社の光ファイバーを活用することで、それらの地点と低遅延かつ安定的に接続できる環境を提供する。
本協業により、BBIXの柔軟で拡張性の高いネットワークインフラとBBSakuraのソフトウエア開発力を活かしたOCXを、オプテージの利便性と信頼性の高いデータセンターを通して提供するという。また、心斎橋POPがOCXの接続拠点となることで、堂島エリア/心斎橋エリアの接続に加えて、他エリアのデータセンターとの容易な接続が可能になる。