絶対行きたい! この街のあの名所 第89回

写真映えする雪景色も話題の南魚沼市で個性あふれるアツアツのラーメンを味わおう

文●越智龍二 イラスト●サタケシュンスケ

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 冬になると山間は一面真っ白になる豪雪地帯の新潟県南魚沼市。雪をまとった八海山や夜の照明がきらめくゲレンデなどは写真映えすると例年話題になります。その環境が生み出したともいえる南魚沼産コシヒカリが有名ですが、市内にはラーメン大国・新潟の名に恥じない多くのラーメン店が営業中。外は雪が降り積もる寒いなかで味わう、アツアツのラーメンを楽しみにしている市民が数多くいます。

 市内には、新潟5大ラーメンの一つである長岡生姜醤油ラーメンの店が最も多くありますが、博多豚骨ラーメンや名店インスパイアのガッツリ系のほか、激辛ラーメンや味噌カレーラーメンなどの変わり種を提供するところもあり、各店ごとの個性あふれる多種多様なラーメンを味わうことができます。今回は、そんなラーメン熱の高い市内でも評判の3店をまとめてご紹介します。

キレイに麺線がそろったビジュアル抜群のラーメン

 ビジュアルと提供温度にこだわったラーメンを楽しめるのが、「麺処 清水」です。一押しの特製塩煮干し(写真)1150円は、煮干しのえぐ味を抑えた清湯スープとキレイに麺線がそろったラーメンの上に、自家製ワンタン、チャーシュー、味玉が乗ったアツアツの一杯。モヤシたっぷりで生姜が効いた冬季限定の生姜みそらーめん1100円など、限定メニューも人気があります。

麺処 清水 南魚沼本店

DATA
住所:新潟県南魚沼市四十日2935-1
電話:025-788-0882
https://www.instagram.com/mendokoro_shimizu/

濃厚な白湯スープを味わいたいならココ

 魚沼地域では珍しい白湯スープを使ったラーメンを味わえるのが、国道沿いでアクセスも抜群の「麺屋 奥右衛門」です。鶏と豚をベースに魚介を合わせた白湯スープは濃厚ながらあと味はすっきりで、小麦の風味を感じられる低加水の自家製麺ともよく合います。写真の塩白湯麺1180円は、くさみのないクリーミーなスープに数種の香味油が香る奥行きのある味わい。

麺屋 奥右衛門

DATA
住所:新潟県南魚沼市四十日2578-2
電話:025-775-7113
https://www.facebook.com/menyaokuemon/?locale=ja_JP

2種から選べる味噌ラーメンはつるもちの自家製麺も自慢

 関越自動車道六日町ICの近くにある「こしじ」は、つるつる&もちもちの自家製麺が自慢の麺食堂。白味噌をベースに4種の味噌をブレンドした味噌ラーメンが人気で、白味噌らーめん930円、辛味噌らーめん(写真)950円があります。海老そばや広東麺などのほか、皮から作る大きな餃子やチャーハンなどのサイドメニューも豊富。毎週変わる限定メニューはお店のSNSでチェック。

こしじ

DATA
住所:新潟県南魚沼市余川1861-7
電話:025-772-4835
https://www.instagram.com/koshiji.minamiuonuma/?hl=ja

 日本屈指のウィンターリゾートとして知られ、市内には10か所のスキー場が点在している南魚沼市。 降雪量が多く、パウダースノーを楽しめるゲレンデも多い市内でスキーやスノーボードを楽しんだあとは、個性豊かなラーメンでほっこり温まってください。

※記事内の価格はすべて税込です。販売価格は予告なく変更される場合があります。

※この記事は、「つなぐ旅~東日本~ ひがしにほんトラベルガイド」から転載しています

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