エレコム、デンソー、アスクル、タカラスタンダード、三井倉庫ロジスティクス、安田運輸、大和ハウス工業は7月10日~14日、荷物を積載する荷台(コンテナ)部分を脱着できるスワップボディコンテナを用いた幹線中継輸送サービス「SLOC(Shuttle Line Of Communication)」の実証実験を実施した。
本実験は静岡県浜松市と埼玉県坂戸市を中継地点とし、関東・関西間にて実施。実証実験の結果、SLOCが物流業界における人手不足や長時間労働といった「2024年問題」の解決に有効な手段の一つであること、そしてCO2排出量を削減し環境負荷低減にも貢献することを確認したとのこと。
実運用では、ルートや荷量・荷物の種類など様々な条件が、天候や需給によって変動。今後、SLOCの社会実装に向けて、手順やルールを標準化するなど安定運用が可能な仕組みへ進化させ、混載・共同輸送にも適応すべく、さらに検証を進めていくという。