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11月22日発売予定!Ryzen Threadripper 7000シリーズ&Threadripper PRO 7000 WXシリーズをAMDが発表

2023年11月01日 21時25分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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 AMDはワークステーション向けの新しいプロセッサー「Ryzen Threadripper 7000シリーズ」(Threadripper 7000シリーズ)および「Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズ」(Threadripper PRO 7000 WXシリーズ)を発表。同社は2023年が終わるまでに、PCを自作するユーザーやSIパートナー、OEMパートナーへの提供を開始する。

 Threadripper PRO 7000 WXシリーズは、Zen 4コアを採用するほか、AMD PROテクノロジーによる企業が必要とするエンタープライズレベルのセキュリティー機能と、管理機能を備え、最大96コア/192スレッドによる驚異的なパフォーマンスを有する。

箱のイメージ

ダイのイメージ

 また、最大384MBのL3キャッシュと8チャンネルのDDR5メモリーを搭載し、高いメモリー容量と帯域幅を必要とするアプリケーションに対応する。

ラインアップ一覧

 Threadripper 7000シリーズは同じくZen 4コアを採用し、最大64コア/128スレッドに対応し、PCIe 5.0レーンを最大48本搭載。DDR5メモリーコントローラーは、一般的なデュアルチャンネルのデスクトップシステムよりも2倍の帯域幅を実現し、負荷がかかるワークフローにも対応する。

箱のイメージ。Threadripper PRO 7000 WXシリーズと異なり、一般的なRyzenと同じくオレンジ色のカラーを採用している

ダイのイメージ。CCDの数がThreadripper PRO 7000 WXシリーズよりも少ない

ラインアップ一覧

 今回のCPUの発表に合わせて、Threadripper PRO 7000 WXシリーズ対応のAMD WRX90チップセットと、Threadripper 7000シリーズ対応のAMD TRX50チップセットのマザーボードも提供される予定。対応メモリーやPCIレーン数、対応機能は以下のとおり。

 Threadripper PRO 7000 WXシリーズ プロセッサーを利用するシステムインテグレーターは、2023年末に提供を開始する予定。Threadripper 7000シリーズ プロセッサーを搭載するHEDTプロットフォームも、2023年末までにシステムインテグレーターから提供が開始される予定。

 Threadripper PRO 7000 WXシリーズおよびThreadripper 7000シリーズ プロセッサーの一部は、PCパーツ専門店にて11月21日(日本時間11月22日11時)より発売予定だ。

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