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これから買い替えるなら見逃せない!

【保存版】現行最新 Wi-Fi 6Eの強みを知ろう

2023年10月25日 07時00分更新

文● 宮里圭介 撮影●高橋智 編集●ASCII

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 Wi-Fi 6E対応ルーターは、性能の違いで大きく2つに分類できる。ひとつは価格を2万円台に抑えた、エントリーモデル。Wi-Fi通信速度は最大2.4Gbps、有線LANは1Gbpsというスペックが基本になる。手頃な価格で6GHz帯を使えるのが魅力だ。もうひとつは、Wi-Fi通信速度が最大4.8Gbps、有線LANの一部が10Gbpsが基本となる、ハイエンドモデル。ボトルネックを気にせず高速なWi-Fiを堪能したい場合は、ハイエンドモデルを選びたい。

■編集部厳然! オススメWi-Fi 6E対応ルーター【エントリーモデル編】

お手頃価格でもWANが2.5Gbps!
バッファロー「AirStation WNR-5400XE6」

・最大速度 6GHz:2401Mbps/5GHz:2401Mbps/2.4GHz:573Mbps
・ポート構成 LAN:1Gbps×3/WAN:2.5Gbps×1

Wi-Fi 6Eルーター解説

 Wi-Fiの最大速度は2.4Gbpsまでだが、エントリーモデルながらWAN側端子が2.5Gbpsと高速なのが魅力。LANは1Gbpsとなるため、すべてのボトルネックが解消されるわけではないが、Wi-Fiだけでもボトルネックを解消したいという人にオススメだ。2.4GHz帯と5GHz帯を自動で切り替える「バンドステアリングLite」を搭載しているので、Wi-Fiルーターからの距離にかかわらず、快適な環境で通信できるのも魅力だ。実売価格は1万5000円前後。

Wi-Fi 6Eルーター解説バッファロー「AirStation WNR-5400XE6」

WANだけとはいえ、2.5Gbpsに対応している。LANは1Gbpsだが3ポート搭載し、PCはもちろん、プリンターやNASなど複数の機器が接続できる

■Amazon.co.jpで購入

スマホからのセットアップが簡単
TP-Link「Deco XE75」

・最大速度 6GHz:2402Mbps/5GHz:2402Mbps/2.4GHz:574Mbps
・ポート構成 WAN/LAN自動判別:1Gbps×3

Wi-Fi 6EルーターTP-Link「Deco XE75」

 円筒形のオシャレなデザインで、リビングにも置きやすい。スマホアプリを使ったセットアップが分かりやすく、ルーターに不慣れな人でも迷わず設定できるのが◎。複数台利用し、通信範囲を広げるメッシュWi-Fiも構築しやすい。実売価格は1万7100円前後。

Wi-Fi 6Eルーター

有線LANはWAN/LAN共用で、3ポート。全て1Gbpsとなる。メッシュWi-Fiのバックホール(ルーター同士を繋ぐ回線)にもなる

■Amazon.co.jpで購入

5GHz帯なら4.8Gbpsで通信可能!
NECプラットフォームズ「Aterm WX7800T8/PA-WX7800T8」

・最大速度 6GHz:2402Mbps/5GHz:4804Mbps/2.4GHz:574Mbps
・ポート構成 LAN:1Gbps×4/WAN:1Gbps×1

Wi-Fi 6EルーターNECプラットフォームズ「Aterm WX7800T8/PA-WX7800T8

 6GHz帯は2.4Gbpsだが、5GHz帯では4ストリームの4.8Gbpsまで利用可能。対応機器の少ない6GHz帯ではなく、あえて5GHz帯を手厚くするという、実用性を重視した仕様がうれしい。バンドステアリングに対応し、2.4GHz/5GHz/6GHz帯を切り替えられる。実売価格は2万5200円前後。

Wi-Fi 6Eルーター

WAN/LANともに1Gbps。有線LANを経由すると、そこがボトルネックになってしまうが、Wi-Fi同士の通信なら高速。Wi-Fi対応機器を多数使う人に◎

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 (次ページ:オススメWi-Fi 6E対応ルーター【ハイエンドモデル編】)

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