エレコムは9月8日、ワイヤレス充電の新規格である「Qi2(チー・ツー)」に対応する充電器について、2023年内の発売に向けて開発中であると発表した。
現在開発中の製品は2023年初頭に「Wireless Power Consortium」(ワイヤレス充電技術の国際標準規格を策定する業界団体)より発表された、ワイヤレス充電規格「Qi2」に対応したワイヤレス充電器。
同社のQi2対応の充電機は2023年内発売を予定。また、モバイルバッテリーについては2024年より順次発売する予定としている。詳細の仕様および価格については、後日改めて発表される。
新規格Qi2はApple社のMagSafeをベースに構築されたワイヤレス充電の規格を指す。従来のQi充電器は、充電器とスマホの位置がずれると充電効率が落ちてしまったが、Qi2では端末と充電器を磁力で正確に位置決めでき、効率良く高速で充電可能。
さらに従来は端末と充電器どちらにも平らな面を設ける必要があったが、Qi2ではその制限がなく、小型で平面を取り入れづらいデザインの製品にも活用しやすくなる。