このページの本文へ

Chromeブラウザーに新「動画フレームをスクショ」追加 UIの邪魔なしで狙った画面をスクショ

2023年09月05日 12時45分更新

文● 田口和裕

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 グーグルはデスクトップ版Chromeに、YouTubeなどから余計なUIを写り込ませることなく意図した画面のスクリーンショットが撮れる「動画からフレームをコピー(Copy a frame from a video)」機能を追加した。

YouTubeは右クリックを2回

UIが映り込んでいる

 これまで、YouTubeなどの動画サービスから特定の画面のスクリーンショットを撮ろうとしても、画面下部にシークバーやアイコンといったUIが映り込んでしまうという問題があった。

画面上で右クリック

 今回の機能を使えば、動画を一時停止して画面上で右クリックすると表示されるメニューからスクリーンショットを撮ることができる。

YouTubeのコンテキストメニュー

 ただし、YouTubeなどサービスによっては右クリックをすると、Chromeではなくサービス独自のコンテキストメニューが表示されてしまうことがある。

Chromeのコンテキストメニュー

 その場合もう一度右クリックすることでChromeのコンテキストメニューが表示されるので、そこから「動画フレームをコピー」を選択する。

Windows標準アプリ「ペイント」にペーストしたところ

 この方法で撮影したスクリーンショットはクリップボードにコピーされている状態なので、メッセンジャーアプリなどで使う場合はそのままペーストすれば利用できる。

 ただし、保存しておきたい場合は画像アプリなどにペーストする必要がある。

現在利用できるのはWindowsのみ

Mac版Chromeの右クリックメニュー

 現在この機能が利用できるのはWindowsのみのようで、Mac版ChromeでYouTube動画を右クリックしても「動画フレームをコピー」は現れなかった。

 また、Facebook、TwitterといったSNSや、ニコニコ動画、Vimeo、Dailymotion、Netflix、Amazon Primeといった主要動画サービスでもうまく機能しなかった。

 とは言え、Amazonの商品説明動画やローカルの動画をChromeで再生したときにはうまくいったので、必ずしもYouTube専用の機能というわけではなさそうだ。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン