OpenAIは7月6日(現地時間)、同社の最新大規模言語モデル「GPT-4」並びに「GPT-3.5 Turbo」「DALL-E」「Whisper API」のAPIを一般提供開始。同時に古くなった言語モデルのいくつかを非推奨化とすることも発表した。
有料API利用者は即日利用可能
これまでGPT-4を利用するには待機リストに登録する必要があったが、本日よりOpenAIの有料API利用実績のあるすべての開発者が、一度に8000トークンまで対応可能なGPT-4 APIにアクセスできるようになった。今月末までには新規ユーザーにもアクセスを開放し、コンピューターリソースを鑑みながら利用制限も引き上げていくという。
さらに、安定性とリソースが確保されたGPT-3.5 Turbo、DALL-E、Whisper APIも一般公開。GPT-4とGPT-3.5 Turboに関しては、ファインチューニングを安全に実行できる機能も今年後半に提供される。
また、3月に発表した「Chat completions(チャット補完)」APIの普及にあわせて、旧来の「Completion API」を使う古いモデルの一部および、古い埋め込みモデル(embeddings models)、編集API(Edits API)の廃止も発表された。