アット東京は5月30日、北海道総合通信網(以下:HOTnet)のアット東京北海道第1センター(HC1)に「ATBeX札幌アクセスポイント(以下:ATBeX札幌AP)」、ほくでん情報テクノロジーのH-IXデータセンター内に「ATBeX札幌第2アクセスポイント(以下:ATBeX札幌第2AP)」を開設すると発表した。
近年、各地域の企業や地方自治体からのガバメントクラウドへの閉域接続など、それぞれの地域からのメガクラウドへの接続ニーズが高まり、さらに大規模自然災害時のリスク回避の観点から「データセンターの地方分散化」が課題となっている。
このような背景からアット東京は、ネットワークサービスプラットフォーム「ATBeX」を、全国規模で接続可能なネットワークプラットフォームとするべく拡張している。
今回、北海道におけるクラウド接続の需要に積極的かつ柔軟に対応し、ユーザーのネットワーク拠点として、事業継続の手段のひとつとして使用してもらうため、ATBeX 札幌AP、ATBeX 札幌第2APを開設。
両アクセスポイントの開設によって、ATBeX 東京ゾーンに接続、メガクラウドとの閉域接続などATBeXのさまざまなサービスの利用が可能となるほか、帯域設定や利用期間など、利用シーンに合わせた契約に対応できる。また1系、2系の冗長構成に対応可能としている。
なお、両アクセスポイントのサービス提供開始は、ATBeX札幌APが7月から、ATBeX札幌第2APは9月からを予定している。