ハイブリッドワーク時代のVAIO SX14活用
使い続けて実感した「VAIOならでは」の魅力、6つの視点で整理
ポイント3 充実したインターフェース
最近のモバイルPCは、薄さを追求するべく、インターフェースにUSB Type-Cポートのみを採用し、ほかには何も用意されていないという機種も増えてきた。できるだけ薄い筐体を実現するために厚みの少ないUSB Type-Cだけに絞るという判断も理解できないわけではないが、ビジネス利用ではまだまだUSB Type-Aが必要となるシーンは多いし、会議などで大画面ディスプレーに出力するためのHDMIも必須だ。USBハブやアダプター、変換ケーブルなどを用意すれば済むという考えもあるが、それらを持ち歩く必要がないことこそが、モビリティー性能の良さとも言えるだろう。
VAIO SX14はUSB Type-Cはもちろん、USB Type-A、HDMI、さらにLAN端子も装備している。厚さも最厚部で約17.9mmに抑えられており、充実したインターフェースと薄さを両立している。
USB Type-C端子はディスプレー出力に加え、ACアダプター(USB充電器)の接続も可能になっている。USB Type-C端子を備えたディスプレーに接続すれば、PCへ給電しつつ映像出力もできる。在宅とモバイルの両方で使う筆者には、ケーブル一本の脱着だけで二つのシーンを切り替えられるのが非常に便利だ。
ポイント4 指紋と顔のダブル認証を搭載した強固なセキュリティ
最近のモバイルPCでは、セキュリティと利便性を兼ね備えるため、Windows Hello対応の顔認証が当たり前になってきているが、そのぶん指紋認証も搭載した機種は減ってきている。
しかし、アフターコロナとなった今でも、人の多い場所ではまだマスクを装着していたいと考える人も多いだろう。そういった場で利用する際は、指紋認証でもロック解除できるVAIO SX14はやはり便利だ。電源ボタンに指紋センサーが内蔵されているため、起動時に電源ボタンを押すと指紋も認証され、スムーズにログオンできる。
また顔認証機能としては、着席オートログオンや離席オートロック、在籍時はスリープやスクリーンセーバーへ移行しないようにするなどの機能も用意されている。ビジネス用途だと、こうしたセキュリティは重要なので、安心して仕事でも使えるマシンなのだ。
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