ハイブリッドワーク時代のVAIO SX14活用
使い続けて実感した「VAIOならでは」の魅力、6つの視点で整理
プレミアムモバイルの最善な選択肢「VAIO SX14」
軽量性、高性能、考え抜いた使い勝手、多彩なカラーの選択肢とデザインの良さ。VAIOが提供するノートPCには国内ブランドならではの配慮が豊富だ。PCの特需が一段落ついたこの1年の状況の中でも確実に販売台数を増やしている背景には「本物のモバイルとは何か」を真摯に考え抜いてきた25年以上の歴史という裏付けがある。
そんなVAIOのハイエンドラインが「VAIO SX14」だ。1kg程度と軽量な本体と14.0型ワイドのディスプレーは持ち運びのしやすさと作業の快適さの両方を損なわないベストバランス。使いやすいキーボードやテレワーク時代に求められる高いカメラ/マイク性能など、ビジネスマシンとして必要とされる機能を網羅している。VAIO TruePerformanceを始めとした、パフォーマンスを引き出す取り組みも特徴となっており、何百もの製品が世にひしめくパソコン市場においても、最初に検討したい1台と言ってもいいだろう。
筆者もVAIO SX14を愛用しており、日々バリバリと仕事をこなしている。VAIO SX14は、昨年夏から展開している第12世代インテル Core プロセッサー搭載モデルが最新。新モデルが続々と登場するPC市場では発売から少し時間が経過した印象もあるが、Wi-Fi 6Eや5Gをはじめとした最新の通信規格にも対応しており、不満を感じさせない性能だ。長期間使ってきたからわかる感想を交えつつ、プライベートでも仕事でも効率よく作業をこなせ、常に持ち歩きたくなるVAIO SX14ならではの特徴をまとめていきたいと思う。
【合わせて読む】2023年版の「VAIO SX14」レビュー
VAIOの顔となるVAIO SX14。第13世代Core搭載で高性能化。使いやすさはそのままに「Teams」や「Zoom」といったウェブ会議時にバッテリーを節約する機能や美肌カメラなどを搭載。
VAIOらしさを感じたいなら、最初に検討すべきSXシリーズ
VAIOは現在、個人向けモデルとしてハイエンドシリーズのVAIO SX14/SX12、アドバンストシリーズのVAIO S15/S13、スタンダードシリーズのVAIO F16/F14の3シリーズを中心に展開している。型番の数字はディスプレーサイズを示し、SX14は軽量性と性能が両立したハイエンドのカテゴリーのうち、14.0型ワイドのディスプレーを装備した製品ということになる。VAIOはラインアップ全体で、デザインや機能の統一化を図っているが、12.5型ワイドのVAIO SX12を含むSXシリーズは、VAIOが「ノートPCが備えるべき」と考える条件を盛り込み、厳格に体現したものとなっており、VAIOの基準となるシリーズと捉えていいだろう。
つまり、VAIOを使って最上の体験を得たいのであれば、最初にSXを検討してみるのがいいということだ(フラッグシップ機という意味では、数年に1度VAIO Zが投入されてきたが、これは恒常的なラインというよりはチャレンジ的な要素を多分に含んだ、昔からのVAIO好き向け機種と言える)。
ここで少し疑問に思う読者がいるかもしれない。それはCPUが最新の第13世代ではなく、ひと世代前の第12世代になっている点だ。ご存じのように、インテルは年明けにモバイル向けの第13世代 Core プロセッサーを発表しており、徐々に搭載が進んでいる。大きな違いとしてはコア数の増加とグラフィックス性能の向上となる。
とはいえ、現時点において、VAIO SX14はハイエンドに相応しい十分な性能を備えている。性能面でチェックすべきは、最大消費電力でグループ分けされたPシリーズ、Uシリーズといったプロセッサーの区分のほうかもしれない。ここは車で言えば排気量や車格に相当する部分で、消費電力の上限にゆとりがあるCPUであれば、そのぶん最高性能が高くなる。VAIO独自のVAIO TruePerformanceは、デフォルト設定では10~20秒とされるハイパフォーマンスの状態を、MAXパワーからほんの少し落とした状態で一定時間(10~20分)安定して引き出すためのチューニングだ。モバイルでもバランスの取れた高性能を求める人が、Pプロセッサー搭載のVAIO SXシリーズを選ぶメリットは依然として高いだろう。
長期間の使用し続けて実感した6つのメリット
ビジネスマシンが求められる要求をバランスよく備えたVAIO SX14。この記事では満足度が高いポイント、使い勝手の面で秀逸に感じた部分を6つのポイントに絞って紹介していきたい。
VAIO SX14の6つの推しポイント
ポイント1 軽さと長時間バッテリー駆動の両立
ポイント2 好みに合わせて選べる秀逸な打鍵感のキーボード
ポイント3 充実したインターフェース
ポイント4 指紋と顔のダブル認証を搭載した強固なセキュリティ
ポイント5 オンライン会議でのノイズキャンセリング機能が秀逸
ポイント6 ビジネスツールを快適に使える高性能
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