インテルXeon W-3400／W-2400対応ワークステーション向けマザーボード「ASRock W790 WS」

2023年02月16日 17時40分更新

文●ASCII

「ASRock W790 WS」

　ASRockは2月16日、インテルXeon W-3400／W-2400シリーズプロセッサー（LGA4677）に対応するワークステーション向けマザーボード「ASRock W790 WS」を発表した。

　本製品のチップセットは最新のインテルXeon W-2400シリーズ（LGA4677）プロセッサーに最適化されており、最大56コアのW-3400シリーズプロセッサーにも対応する。2DPCクアッドチャネルDDR5設計の8個のメモリースロットを備える。

　PCIe 5.0x16スロット×4とPCIe 4.0x16スロット、PCIe 5.0x4 Blazing M.2 NVMe SSDソケット×4(最大転送速度128Gbps)、USB 4／Thunderbolt4 Type-Cポート×2（40Gbps／PD 3.0充電対応）とU.2 mini SAS（SFF-8643）ポートを搭載する。さらに、追加で4つのPCIe 5.0x4 NVMe SSD（25110）をサポートするASRock Blazing Quad M.2 SSD PCI-Expressx16拡張カードにも対応する。

　VRM設計は、90A SPS、ニチコン12K ブラックコンデンサー、サーバーグレードのチョークコイルで構成される20+2電源フェーズ電源回路を採用し、超低損失の14層基板を使用して基板の曲がりを防ぎ、極度なパフォーマンス条件を維持しても信号整合性を保証する。また、VRMの上部には、アクティブ冷却用の3つのファンを備えた大型アルミニウムフィンアレイが配置され、さらにリアIO上にはヒートパイプとアルミニウム合金ヒートシンクを配置し、熱を拡散させる役割を果たす。また、BIOSでファンの回転数を手動で調整することも可能。

　ネットワーク接続には2つの10GbE LAN（Marvell AQC113CS）を搭載。vProに対応するため、インテルI225LM（2.5GbE LAN）を経由してインテルActive Management TechnologyとインテルEndpoint Management Assistant（インテルEMA）による、エンタープライズ環境での信頼できるリモート管理を可能にする。さらに2x2アンテナを備え、Wi-Fi 6Eをサポートする。

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