セイコーウオッチは2月8日、セイコー腕時計110周年記念限定モデル(SDKS013)を発表した。また、新開発ムーブメントを搭載する新作3種を発表した。
本製品は、「キングセイコー」生誕の地「亀戸」の地にインスパイアを受け、亀甲文をモチーフに新しい型打ち模様をダイヤルに表現している。ダークブラウンのグラデーションと、甲羅を模した六角形のパターンが調和し、奥深い色味となっている。メカニカルムーブメント キャリバー「6R31」を採用し、巻き上げ方式は自動巻き(手巻きつき)。
また、LWG(レザーワーキンググループ)の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーを使用したストラップと、「KING SEIKO」と刻印された専用の三つ折れバックルが付属する。
限定モデルの発売日は2月24日で、世界限定1200本、価格は23万6500円。
キングセイコー 新ムーブメント搭載のレギュラーモデル3種
キングセイコーの復活から1年を経て、39mmケースのレギュラーモデル3種がラインアップに登場。端正な美しさを持つキングセイコー独自のフォルムを保ちつつ、一回りサイズアップさせるため、細部に至るまでデザインを見直した製品となっている。
1965年に発売された「KSK」から受け継ぐ特徴的な12時位置のインデックスデザインはそのままに、他の立体インデックスにダイヤカットを一面追加している。さらに、ベゼルの上面には円周の筋目仕上げを、側面に鏡面仕上げを施している。37mmケースのレギュラーモデルと互換性を持つ多列ブレスレットを採用し、キングセイコー専用のストラップ5種と自由に組み合わせられる。カラーはホワイト(SDKS015)、ダークブルー(SDKS017)、グリーン(SDKS019)の3種をラインアップする。
本製品に搭載する新メカニカルキャリバー「6R55」は、コンパクトな自動巻き機構を持ちながらも、3日間(およそ72時間)のロングパワーリザーブ性能を新たに実現。その証として、ダイヤルの6時位置に「AUTOMATIC3DAYS」を表記している。カレンダー機能を備え、様々なライフスタイルに対応する。
レギュラー3種の発売は3月10日で、価格は23万1000円。