SGシステムとセイコーソリューションズは1月30日、企業の文書ライフサイクル管理において協業を開始したことを発表した。
SGシステムは佐川急便をはじめとしたSGホールディングスグループのIT統括会社で、グループ内で培ってきたノウハウを基に、AIを活用したOCRプラットフォームサービス「Biz-AI×OCR」やバックオフィス業務のBPOサービスをグループ外の顧客にも広く展開している。
協業により、SGシステムの高精度AI-OCRおよびバックオフィスBPOサービスと、セイコーソリューションズのタイムスタンプサービスを活用した電子帳簿保存法対応のデータ保管サービスを組み合わせ、企業の文書ライフサイクル管理をワンストップで支援するとしている。
請求書の受領および送付フローイメージ
また、今後は契約書や請求書などを電帳法に対応した形でクラウド上の文書管理システムへの保存、電子データだけではなく紙の文書や帳票類についてもスキャナー保存してAI-OCRおよび入力業務BPOによる電子化。シームレスな文書管理システムにより管理コスト低減や、クラウド上の文書管理システムへの保存および関連する業務システムとのデータ連携によるリモートワークを促進など、さまざまな協業を進めるという。
