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【DMM GAMESプレイ日記】 第94回

3D CGのHなゲームも映える!有機EL搭載AYANEO AIRでDMM GAMESのPCゲームは快適動作で最適な件について

2023年02月16日 14時30分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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ブラウザゲームは快適に動作

 では、実際にどの程度DMM GAMESで配信されているゲームが快適にプレイできるのか確認していきたい。まずは、AYANEO AIRがどの程度の基本性能を持っているのか、CPUの性能を計測できるCINEBENCH R23とGPU性能は3DMarkのFireStrikeで確認してこう。

CINEBENCH R23スコア

3DMark「FireStrike」のスコア

 CINEBENCH R23のスコアはマルチで6135pts、シングルで1240pts。たとえば、3年前以上の4コア/8スレッドのCPU、Core i7-10510Uのスコアが、マルチで3800前後くらいだったので、そうしたやや型古の高性能ビジネスノートPCよりもスコアで1.5倍以上差を付けるほどの性能と考えれば悪くない。

 FireStrikeは、元々CPUとは別にビデオカードを搭載したゲーミングPCの性能を計測するDirectX 11対応のベンチマークであるため、総合スコア2717と低い。Graphics test 1のフレームレートが13.63fps、Graphics test 2が11.65fpsとかなり低いため、高い描画性能を求めるPCゲームをフルHDでプレイするには厳しいと言える。

 しかしながら、画質の粗さはディスプレーサイズが大きいほど目立つが、AYANEO AIRはディスプレーサイズが5.5型と小さいため、解像度をフルHDよりも低い1280×720ドットのHDにしても粗さは目立たないので、解像度をHDにして快適さを高めて遊ぶのも一興だ。

対魔忍RPGのCPU使用率は平均13%
軽いブラウザゲームは動作が快適!

 では、さっそくDMM GAMESで配信されているブラウザゲームでも性能をチェックしていきたい。まずは、人気PCゲームシリーズ「対魔忍」を題材としたRPG作品『対魔忍RPG』プレイ中のCPU、GPU使用率をWindowsのゲームモードのパフォーマンスでチェックしたい。

『対魔忍RPG』は2018年9月25日にサービスが開始。「対魔忍」シリーズとしては通算17作品目で、シリーズ1作目『対魔忍アサギ』の10周年記念作品として登場した。ブラウザゲームの中には、ストーリー部分は割と短めなものもあるが、本作はメインストーリーはもちろん、イベントシナリオも読みごたえのあるボリュームになっている。

シリーズ1作目に登場した井河アサギ(左)は、本作では対魔忍の卵を鍛える五車学園の校長となっている

『対魔忍RPG』の対応環境は、OSがWinwos 10(64bit)以上で、推奨ブラウザがGoogle Chrome(64bit)、Microsoft Edge(Chromium版、64bit)となっている。そこで今回はChromeのバージョン109.0.5414.120を使用。解像度はAYANEO AIRのデフォルト設定の1920×1080ドットで計測している。

 CPU使用率は平均13%前後、1桁台から24%くらいを推移。GPUとVRAMの使用率も30%前後と余裕がある。RAMは画面では44%とあるが、Chromeがそもそも割とメモリー容量を使うので、ゲームプレイの影響はそれほど大きくない。

 ブラウザゲームだと、どれほど解像度によって性能が変わるのか、少し気になったので、既にほぼ終売になっているが、手元にあったRyzen 7 5700Uを搭載したONEXPLAYER AMD版でも計測してみた。CPU性能はAYANEO AIRよりも上だが、ディスプレーサイズが8型と大きく、解像度も2560×1440ドットのWQHDと高解像度になっている。

 CPUが同じではないので、あくまで参考値だがCPU使用率は13%前後、GPUとVRAMが30~40%とAYANEO AIRとほぼ同じ。インストール型のPCゲームでは、解像度がフルHDからWQHDになると、大幅にフレームレートに影響が出ることもあるが、ブラウザゲームは元々が軽いので、それほど影響は大きくないようだ。

 余談だが、AYANEO AIRなどのゲーム機型PCでは、画面サイズが小さいためデフォルトでディスプレーのテキスト、アプリ、その他の項目のサイズが100%以上になっていることがある。AYANEO AIRの場合は175%になっているが、その影響もありブラウザゲームを表示させると画面に収まらない場合も。

 そのため、できるだけ画面にぴったりに表示させるテクニックを紹介したい。やり方は簡単で、Chromeのツールバーの右端にある縦に3つ●が並ぶ「メニュー」をクリック。ズームの右端にある「全画面表示」のアイコンを選択。

赤囲み部分の「メニュー」をクリック

「全画面表示」のアイコンを選択

全画面表示に

 全画面表示になり、タブやURL表示が消えたら、「Ctrl」キーを押しながらマウスのホイールを回して拡大率を変え、右横のスライドバーを動かし、できるだけゲーム部分のみを大きく表示するように調整すればOKだ。

拡大率や画面の位置を変えて微調整すると、ゲーム画面がより見やすくなる

 また、ONEXPLAYERはAYANEO AIRよりも画面サイズが大きく、背面にスタンドがあるため自立が可能。さらに、USB Type-Aが備わっているので、たとえば1つのUSB Type-Aのドングルのみでキーボードとマウスが接続する製品などを併用すれば、それだけで省スペースのデスクトップPCのようにして遊べる。

今回は、ロジクールの無線キーボード&マウスセット「MK245nBK」を使用した。電池駆動だが、1つのUSBドングルでキーボードとマウスが無線で接続できるので、インターフェースの少ない小型PCを操作する際には活躍する

 自宅では腰を据えてマウスで遊びたいが、ディスプレーがないという人でも、デスクトップPC感覚で使えるので、こういった使い方もオススメだ。

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