AMDは1月6日、「CES 2023」にて、ノートPC向けグラフィックス「AMD Radeon RX 7000シリーズ」を発表した。
Radeon RX 7000シリーズは、「AMD RDNA 3」アーキテクチャーを採用し、次世代のハイエンドノートPCで超高画質設定での1080pゲームや高度なコンテンツ制作アプリケーションを実行できるように設計されている。
最大32個の新しいユニファイド・コンピュート・ユニット、32MBの第2世代「AMD Infinity Cacheテクノロジー」、最大128ビットのメモリー・インターフェースを備える8GBの高速GDDR6メモリー、さらに専用のAIおよびレイトレーシング・ハードウェアを搭載。また、AIで高速化したビデオエンコーディングとハードウェアで高速化したAV1エンコーディング、「AMD FidelityFX Super Resolution(FSR)」および「AMD Radeon Super Resolution(RSR)」アップスケーリング技術、先進のAMDスマート・テクノロジーなどをサポートし、視覚に訴える、高リフレッシュレートのゲーム体験が可能だとしている。
本シリーズでは、「AMD Radeon RX 7600M XTグラフィックス」「Radeon RX 7600Mグラフィックス」「AMD Radeon RX 7700Sグラフィックス」「Radeon RX 7600Sグラフィックス」をラインアップする。
AMD Radeon RX 7600M XTグラフィックスとRadeon RX 7600Mグラフィックスは、ゲームやコンテンツ制作向けのスペックを備えた製品。AMD Radeon RX 7600M XTグラフィックスは、ノートPC用ディスプレーの最大設定で高フレームレートを達成し、一部の1080pタイトルにおいて前世代のAMD Radeon GPUよりも平均26%高いパフォーマンスをうたう。
AMD Radeon RX 7700SグラフィックスとRadeon RX 7600Sグラフィックスは、薄型軽量ノートPCのゲーム性能を強化し、最新のゲームやコンテンツ制作プロジェクトを支える高いパフォーマンスを100W以下の電力で提供する。AMD Radeon RX 7700Sグラフィックスは、高フレームレートのゲームを可能にし、一部の1080pタイトルにおいて前世代より平均29%高いパフォーマンスをうたう。