AMD Ryzen 7 6800U搭載で『エルデンリング』も60fps以上で遊べる!
スライド式の物理キーを搭載したゲーム機型PC「GPD WIN 4」お披露目会レポ
2022年12月28日 11時00分更新
文● ジサトラハッチ 編集●ASCII
光学式のポインティングデバイスでマウスカーソル操作が可能
また、マイクロSDカードスロットも備え、マウスとコントローラーの切り替えボタンも備えている。加えて、GPD Pocket 2の時のような光学式のポインティングデバイスも備え、マウスカーソル操作も指一本で行なえる。さらに、GPD WIN 3と同じく指紋認証センサーでログインも行なえる。
GPD WIN 3と同じく、マウスモードとコントローラーモードの切り替えスイッチも用意されている。競合メーカー品は、ボタンの長押しでソフトウェア的に切り替えるものが多いが、システムが不安定だと動作しない心配もあるので、ハードウェアで切り替えられるのはうれしいと言う人もいるだろう
GPD WIN 3の時は、マウスモードの時は右のアナログスティックでマウスカーソルを操作、コントローラーモードの際は、右のアナログスティックはコントローラーのスティックとして認識していた。そのため、ゲームプレイ中はマウスカーソルは動かせなかったが、この光学式ポインティングデバイスにより、ゲームプレイ中でもマウスカーソル操作が可能になった(もちろんタッチパネルで操作することもできるが)
キー入力も可能だが、指紋認証にて手早くログインできる
そのうえ、追加オプションで背面に取り付ける必要はあるが、4G LTEにも対応。スロットが最初から搭載されていないのは残念だが、ユーザーの間では長らく求められていたモバイル通信が可能になった。これにより、外出先でもテザリングなどを使うことなく、手早くオンラインのセーブデータにアクセスし、自宅でプレイしていた続きからゲームがプレイできるようになる。
対応バンドは不明だが、先行して4G LTEに対応したGPD WIN Max 2と同じになるのではとのこと
有志が作ったソフトを最初からプリインストールし、TDP設定の調整も可能。また、発表会では用意されていなかったが、専用のドッキングステーションも用意されるという。
TDPを調整して性能をアップさせられる
画像で見る限り、ドッキングステーションは、LTEモジュールを付けても収まるような窪みがあるようだ。ドッキングステーションを使うことで、USBポートや外部出力を増やし、マウスやキーボード、ディスプレーを接続して、デスクトップPCのように使える