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AMD Ryzen 7 6800U搭載で『エルデンリング』も60fps以上で遊べる!

スライド式の物理キーを搭載したゲーム機型PC「GPD WIN 4」お披露目会レポ

2022年12月28日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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ディスプレーサイズが6型に、LTEにも対応予定

 そのほかの性能としては、メモリーが16または32GB(LPDDR5-6400)、ストレージが512または1TBか2TB。ディスプレーはGPD WIN 3の5.5型から6型に大型化。解像度は1920×1080ドットで、USB4に加え、オプションで4G LTEにも対応する。カラバリはピュアホワイトとマットブラックの2色。

GPD WIN 4の主なスペック

本体上部には、3.5mmイヤホンジャック、USB 3.0 Type-A、USB4 Type-Cを備えるほか、音量調整ボタン、電源ボタンがある。LRボタンはRGB LEDで光る

本体下部には充電用のUSB Type-Cが備わっている

画質設定次第では『エルデンリング』も60fps以上でプレイ可能

 OSはWindows 11 Homeを搭載するため、一般的なPCと同じくSteam以外にもマイクロソフトストアや、EpicなどさまざまなプラットフォームのPCゲームがプレイ可能。dGPUは搭載していないが、内蔵のRadeon 680Mの性能により、画質設定次第では人気アクションゲームやレースゲーム、シューターなどのタイトルが快適にプレイできるとしている。

対応プラットフォームと、人気ゲームの動作検証結果。画質:中設定なら2022年に爆発的な人気を博した『エルデンリング』も60fps以上で動作するという。AMDのアップスケーリング技術であるAMD FidelityFX Super Resolutionなどを駆使することで、対応ゲームは快適にプレイできるようだ

 サイズはディスプレーが大きくなったことでGPD WIN 3よりも若干横に広がった。ゲーム機型PCとして今年の東京ゲームショウ2022にも出展して話題となったSteam Deckよりは、大分小型なサイズとなっている。

Steam Deckはディスプレーサイズが7型と、GPD WIN 4よりもさらにサイズが大きいが、幅と高さがワンサイズ大きく、持ち運び易さという点ではGPD WIN 4の方が優れていると言えそうだ。また、GPD社はSteam OSも積極的にサポートし、WinodwsとデュアルOSで稼働させられるとしている

 LRボタンや左右のトリガーボタンはもちろんのこと、GPD WIN 3と同じくカスタマイズが可能なバックキーを左右に1つずつ配置。大型のジョイスティックを採用し、細かいコントロールも各段に向上したという。

ジョイパットの操作性も向上。カスタマイズキーも搭載する

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